| 正式名称 | 略号 | 結果 | 正常(基準)値 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 検便1日目 | ST1 | (-) | (-) | - |
| 検便2日目 | ST2 | (-) | (-) | - |
| 判定 | - | A | A~H(8種類) | - |
健康診断結果の便潜血反応検査の項目では検便1日目、検便2日目を検査します。
便潜血反応検査では排泄された大便に、血が混ざっているかを検出します。
潜血反応に限定されていない場合は、病気の有無、寄生虫、細菌の有無を調べることもできます。
便潜血反応検査の検査結果から判定できる病気は食道、胃、十二指腸の腫瘍、炎症、大腸ポリープ、食道癌、大腸癌、痔などです。
便潜血反応検査の健康診断結果における正常(基準)値は健康な方の平均値ですので、あくまで目安であり、各検査機関で多少の差異があります。
また、病気の疑いがある場合はお近くの専門医までご相談ください。
健康診断で検便1日目を測る場合、専用の容器に便を少し付けて提出し、スクリーニング検査で測定します。
病気で出血していても少量であり、肉眼では識別できないことも多いです。
検便1日目の基準値は「(-)」となっております。
検便1日目の健康診断結果では食道、胃、十二指腸の腫瘍、炎症、大腸ポリープ、食道癌、大腸癌、痔などを疑うことができます。
また、便に目で見てわかる出血が確認できる場合、その便の色で障害部位が判断できます。
赤茶けた便であれば、大腸下部、直腸などからの出血、赤黒い便であれば、大腸上部などからの出血、黒いタール便であれば、胃や十二指腸からの出血です。
判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。
一昔前までは日本人は大腸癌の発生率は少なかったです。
しかし、食生活の変化に伴い、高たんぱく質で高脂肪の食事が増え、野菜不足から食物繊維の摂取が減少しました。
結果、1998年には大腸癌は胃癌を抜いて、死亡者数が30,000人を超えました。1950年より大腸癌の患者数は10倍以上に急増しています。
健康診断で検便2日目を測る場合、検便1日目と同様に便を直接採取して、測定します。
使用する採取キットで多少の違いがありますので、各医療機関の指示に従いましょう。
検便2日目の基準値は「(-)」となっております。
検便2日目の健康診断結果では食道、胃、十二指腸の腫瘍、炎症、大腸ポリープ、食道癌、大腸癌、痔などを疑うことができます。
消化器官に出血があると、便に血が混ざって潜血反応が陽性となります。さらに原因を特定するためには、大腸肛門科、泌尿器科などで診てもらいましょう。
判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。
便潜血反応検査のは早期の癌や平べったい癌では出血しにくく、陽性にならないために見逃されやすいのが問題点です。
また、進行した大腸癌でも出血しないことがあるのが難点です。
以前は動物性の食事を摂ると動物の血液にも反応していましたが、現在では精度が上がり、そのようなことはなくなりました。
しかし、痔でも陽性になってしまいます。治療の必要のない痔の患者数は多く、余計な不安を煽ってしまうこともあります。