| 正式名称 | 略号 | 結果 | 正常(基準)値 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| C反応性蛋白 | CRP | 0.23 | ~0.45 | mg/dl |
| リウマチ因子 | RA | (-) | (-) | - |
| 抗ストレプトリジンO | ASO | 122 | ~244 | IU/ml |
| 判定 | - | A | A~H(8種類) | - |
健康診断結果の炎症性疾患の項目ではC反応性蛋白、リウマチ因子、抗ストレプトリジンOを検査します。
炎症性の疾患とは体内に微生物の侵入や物理的、化学的刺激などを受けて、発熱、発赤、腫れ、痛みなどを発症する病気のことです。
炎症性疾患の検査結果から判定できる病気は関節リウマチ、悪性腫瘍、心筋梗塞、胃炎、溶連菌感染症などです。
炎症性疾患の健康診断結果における正常(基準)値は健康な方の平均値ですので、あくまで目安であり、各検査機関で多少の差異があります。
また、病気の疑いがある場合はお近くの専門医までご相談ください。
健康診断でC反応性蛋白を測る場合、血球検査や脂質代謝と同様に採血から測定します。
C反応性蛋白は体内に急性の炎症や組織の損傷がある場合に、血清中に増えるたんぱく質の一種です。
C反応性蛋白の基準値は「~0.45mg/dl」となっております。
C反応性蛋白の健康診断結果では関節リウマチ、悪性腫瘍、心筋梗塞、胃炎などを疑うことができます。
判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。
体内に炎症が起きたり、組織の一部が壊れたりした場合、血液中に蛋白質の一種であるC反応性蛋白が現われます。
C反応性蛋白の産生量は炎症反応の強さに相関するため、症状が重さに比例して、数値が上がっていきます。
異常がある場合の多くは発熱や不快感を伴っています。検査時は空腹でストレスが溜まりやすいので、できるだけリラックスを心がけるようにしましょう。
健康診断でリウマチ因子を測る場合、C反応性蛋白と同様に採血から測定します。
リウマチ因子は膠原病の中でも、特に多い慢性間接リウマチを主に診断します。
リウマチ因子の基準値は「(-)」となっております。
リウマチ因子の健康診断結果では関節リウマチなどを疑うことができます。
関節リウマチは初期には手を握ることが困難であり、中期では手首、肘、膝と段々と体の中心に向かって関節痛が起こります。
関節炎が進行し、重度になると関節そのものが変性していきます。
判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。
リウマチ因子の健康診断結果が陽性であっても、リウマチの可能性は100%ではありません。
健康な方でも約5%の方は陽性を示すことがあり、逆にリウマチを患っている方でも70~80%で陽性が出ます。
リウマチ因子の結果のみでリウマチの診断はできませんので、関節の所見を診ることが大切です。
健康診断で抗ストレプトリジンOを測る場合、C反応性蛋白と同様に採血から測定します。
抗ストレプトリジンOは溶連菌感染の有無を調べる検査で、溶連菌感染症にかかるとリウマチ熱などを併発します。
抗ストレプトリジンOの基準値は「~244IU/ml」となっております。
抗ストレプトリジンOの健康診断結果では溶連菌感染症などを疑うことができます。
抗ストレプトリジンO検査でわかる溶連菌感染症はあまり有名ではありませんが、急性咽頭炎、リウマチ熱、毒素性ショック症候群といった様々な疾患の原因となっています。
判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。
血液検査以外でもA群溶血性連鎖球菌迅速診断キットの使用、咽頭培養検査でも診断することができます。
溶連菌感染症は愛子様が発症したことで名前が少しずつ知れてきましたが、その症状は以外に重いです。
喉の痛みと38度以上の高熱が主な症状で、咳や鼻水、くしゃみといった普通の風邪のような症状はあまりありません。舌がいちごのように赤く腫れあがり、身体や手足に発疹も出ます。
抗生物質を使えば数日で症状は軽くなりますが、溶連菌二次症である急性腎炎やリウマチなどの病気が心配されるために、薬を最後まできちんと処方することが大事です。