肝機能

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健康診断結果の肝機能

正式名称 略号 結果 正常(基準)値 単位
総蛋白 TP 7.4 6.5~8.2 g/dl
硫酸亜鉛混濁テスト ZTT 4.9 2.3~12.0 U
GOT GOT(AST) 17 10~40 U/l
GPT GPT(ALT) 17 5~45 U/l
γ-GTP γ-GTP 26 16~73 U/l
アルカリホスファターゼ ALP 221 104~338 U/l
チモール混濁テスト TTT 2 ~4 U
乳酸脱水素酵素 LDH 243 120~245 U/l
コリンエステラーゼ ChE 5725 3,500~8,000 U/l
総ビリルビン T-Bil 1.0 0.4~1.5 U/l
B型肝炎ウイルス抗原 HBs-Ag (-) (-) -
B型肝炎ウイルス抗体 HBs-Ab (-) (-) -
C型肝炎ウイルス抗体 HCV (-) (-) -
判定 - A A~H(8種類) -

健康診断結果の肝機能の項目では総蛋白、硫酸亜鉛混濁テスト、GOT、GPT、γ-GTP、ALP、チモール混濁テスト、乳酸脱水素酵素、コリンエステラーゼ、総ビリルビン、B型肝炎ウイルス抗原、B型肝炎ウイルス抗体、C型肝炎ウイルス抗体を検査します。

肝臓は非常に機能が多いことで知られています。

代謝、排出、解毒において重要な役割を担っており、アルコールの分解もしてくれます。また、十二指腸に胆汁を分泌して、消化機能を支えています。

腹部の右上に位置して、ほぼ肋骨の下に収まっており、体内で最大の臓器であります。

肝機能の検査結果から判定できる病気は肝炎、肝硬変、肝癌などの肝臓の病気、B型肝炎、C型肝炎などの肝臓の感染症、腎不全、膵炎などの臓器の疾患、ペーチェット病、有機リン系農薬中毒、黄疸などが見つかります。

肝臓は体内の中でも非常に重要な役割を担うことから、異常値を示すことで多くの病気が想定できます。

肝機能の健康診断結果における正常(基準)値は健康な方の平均値ですので、あくまで目安であり、各検査機関で多少の差異があります。

また、病気の疑いがある場合はお近くの専門医までご相談ください。

総蛋白

総蛋白の健康診断の内容

健康診断で総蛋白を測る場合、血液を採取して、成分を分析する検査です。

血球検査では血液の主成分そのものを分析しましたが、肝機能の検査で血液中の細かい成分の量を分析していきます。

総蛋白は栄養状態を維持する物質アルブミン、免疫防御に働く物質であるグロブリンをあわせた物質です。

健康な人は総蛋白の値が一定の範囲に収まりますが、病気によってはその比率が主に減少していきます。特に栄養の状態、肝臓、腎臓の状態で変化していきます。

総蛋白の基準値は「6.5~8.2g/dl」となっております。

総蛋白で判定できる病気

総蛋白の健康診断結果で高い値の場合、悪性腫瘍、多発性骨髄腫、肝硬変、慢性肝炎、脱水症、高蛋白血症などを疑うことができます。

逆に低い値の場合、ネフローゼ症候群、肝障害、浮腫、低蛋白血症などを疑うことができます。

総蛋白は肝臓で生成されますので、基準値より低い場合は栄養が摂取できていなかったり、消化器が肝臓まで栄養をうまく運べないといった、他の臓器の病気も考えられます。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

総蛋白に関する知識

人間の臓器の中で、肝臓は人工臓器として実用化することが困難です。

肝臓は生命を維持する上で必要な糖質、たんぱく質、脂質の代謝をコントロールしています。

アンモニアを尿素へ変換したり、食物の消化を助ける胆汁を生成したり、アルコールを分解したり、常に活発に動いている複雑な臓器です。

一部に損傷があっても再生能力が強いため、損傷があっても症状に現れにくいです。

自覚症状が出る頃には非常に肝機能が低下し、病気が悪化していることもあるために、健康診断結果の数値には敏感に対応しましょう。

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硫酸亜鉛混濁テスト

硫酸亜鉛混濁テストの健康診断の内容

健康診断で硫酸亜鉛混濁テストを測る場合、総蛋白同様に血液検査から測定します。

硫酸亜鉛混濁テストは血清中のたんぱく質を凝固させ、混濁の程度から肝臓のダメージを判断します。

硫酸亜鉛混濁テストの基準値は「2.3~12.0U」となっております。

硫酸亜鉛混濁テストで判定できる病気

硫酸亜鉛混濁テストの健康診断結果で高い値の場合、肝炎、肝硬変、肝癌、膠原病などを疑うことができます。

逆に低い値の場合、胆汁うつ滞症、高蛋白尿疾患などを疑うことができます。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

硫酸亜鉛混濁テストに関する知識

硫酸亜鉛混濁テストは血液から血球成分を除いた血清に試薬を加え、たんぱく質の濁り度を検査します。

血液中には大きく分けてアルブミンとグロブリンというたんぱく質があり、総蛋白としても量を検査しました。

アルブミンは主に肝臓で生成されますが、肝機能が低下するとアルブミンの産生量が減るため、血液中のグロブリンの割合が多くなります。

グロブリンが多いと血液の濁りが強くなり、検査値も高くなります。

硫酸亜鉛混濁テストはアルブミンとグロブリンのバランスを計る検査とも言えます。

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GOT

GOTの健康診断の内容

健康診断でGOTを測る場合、総蛋白同様に血液検査から測定します。

GOTは肝臓に多く含まれる酵素で、肝障害を知る手がかりになります。

一緒に検査するGPTと違い、肝臓、心筋、骨格筋にもに多く存在します。

GOTの基準値は「10~40U/l」となっております。

GOTで判定できる病気

GOTの健康診断結果では急性肝炎、アルコール性肝障害などを疑うことができます。

GPTよりも量が異常に多い場合は、肝硬変、肝癌、心筋梗塞、筋ジストロフィーなどを疑うことができます。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

GOTに関する知識

GOTは肝臓に多い酵素です。

肝臓の障害から肝細胞が壊れると、GOTが血液中に大量に漏れ出すことから、基準値を超す場合は肝臓病が疑われます。

ただし、GOTは心臓の筋肉や骨格筋などにも多く含まれており、心筋梗塞、筋ジストロフィー、多発性筋炎などでも数値が高くなります。

そのために次に紹介するGPTと比較して、病気を推測していきます。

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GPT

GPTの健康診断の内容

健康診断でGPTを測る場合、総蛋白同様に血液検査から測定します。

GPTはGOTと一緒に、肝臓に多く含まれる酵素ですが、GPTは肝臓に特化して存在する酵素です。

肝障害を調べる場合にGPTのスクリーニング検査が行われます。

GPTの基準値は「5~45U/l」となっております。

GPTで判定できる病気

GPTの健康診断結果ではでは急性肝炎、アルコール性肝障害などを疑うことができます。

GOTよりも量が異常に多い場合は、慢性肝炎、脂肪肝などを疑うことができます。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

GPTに関する知識

GPTのほとんどは肝臓にあるため、GPTの値が高い場合は肝臓に異常があると判断できます。

一方、量の割合を比較されるGOTは肝臓、心筋、骨格筋にも存在しています。

また、GOT、GPTの片方が正常で、一方だけがわずかに基準値を上回る場合も病気の可能性もあります。

肝臓はなかなか異常を訴えない臓器ですので、基準値を少し超えた程度でも症状の有無に関わらず、医療機関を受診するのが安全でしょう。

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γ-GTP

γ-GTPの健康診断の内容

健康診断でγ-GTPを測る場合、総蛋白同様に血液検査から測定します。

γ-GTPはたんぱく質の分解酵素で、腎臓、膵臓、小腸、肝臓などに多く存在します。主にアルコールによる肝機能障害に敏感に反応します。

γ-GTPの基準値は「16~73U/l」となっております。

γ-GTPで判定できる病気

γ-GTPの健康診断結果ではアルコール性肝障害、急性肝炎、肝癌、肝管癌などを疑うことができます。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

γ-GTPに関する知識

γ-GTPは肝臓の解毒で作用する酵素です。

γ-GTPは肝臓に疾患がある場合は、GOT、GPTも同じように値が上昇します。

しかし、他の肝機能の検査では異常がなく、γ-GTPだけが基準値を上回っている場合は、アルコールの飲み過ぎが考えられます。

γ-GTPはアルコールの分解に反応する酵素ですので、アルコールの常飲で大幅に上がります。禁酒が守られているかの判断材料にもなります。

また、薬を長期間服用している場合も、γ-GTPの値が高くなることがあります。

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アルカリホスファターゼ

アルカリホスファターゼの健康診断の内容

健康診断でアルカリホスファターゼを測る場合、総蛋白同様に血液検査から測定します。

アルカリホスファターゼは臓器の細胞の中に含まれており、肝臓を経て、胆管や十二指腸に排出されます。

健康診断では肝臓から十二指腸に到る胆汁の流出経路に異常があるか調べます。

アルカリホスファターゼの基準値は「104~338U/l」となっております。

アルカリホスファターゼで判定できる病気

アルカリホスファターゼの健康診断結果では肝炎、肝硬変、肝癌、閉塞性黄疸、総胆管結石、甲状腺機能亢進症、ペーチェット病、骨粗鬆症などを疑うことができます。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

アルカリホスファターゼに関する知識

アルカリホスファターゼは肝臓、骨、腸、腎臓など多くの臓器に含まれている酵素です。このような臓器に障害が発生すると、アルカリホスファターゼが血液中に流れ出しやすくなります。

肝臓の場合は胆道が詰まって、胆汁の排出が阻害されると、胆汁中に存在したアルカリホスファターゼは肝臓を逆流して、血液中に増加します。

同時に肝臓では盛んにアルカリホスファターゼが生成されるため、一層数値は増加します。

また、200種類以上の薬剤がアルカリホスファターゼの値に影響を及ぼします。常用している薬、特に利尿剤や睡眠剤がある場合は事前に医師に報告しましょう。

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チモール混濁テスト

チモール混濁テストの健康診断の内容

健康診断でチモール混濁テストを測る場合、総蛋白同様に血液検査から測定します。

血清中のたんぱくに異常が起こった場合、蛋白変性試薬を加えるとたんぱく質が混濁し、その状態を測定する試験のことをチモール混濁テストと言います

チモール混濁テストの基準値は「~4U」となっております。

チモール混濁テストで判定できる病気

チモール混濁テストの健康診断結果では肝炎、中毒性肝炎、肝硬変、脂肪肝、高脂血症などを疑うことができます。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

チモール混濁テストに関する知識

血清中のたんぱく質に異常が起こった場合、血清に試薬を加えると血清が混濁したり、たんぱく質が沈澱したりします。

そのときにフェノールの誘導体であるチモールを試薬として用いるのがチモール混濁テスト、硫酸亜鉛を試薬として用いるのが硫酸亜鉛混濁テストになります。

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乳酸脱水素酵素

乳酸脱水素酵素の健康診断の内容

健康診断で乳酸脱水素酵素を測る場合、総蛋白同様に血液検査から測定します。

乳酸脱水素酵素は体内で糖がエネルギーに変わるときに働く酵素です。

急性肝炎の初期や肝癌、心臓病などで高値を示します。

乳酸脱水素酵素の基準値は「120~245U/l」となっております。

乳酸脱水素酵素で判定できる病気

乳酸脱水素酵素の健康診断結果では心筋梗塞、肺梗塞、悪性貧血、白血病、筋ジストロフィー、肝がん、大腸癌、肝炎、悪性リンパ腫、腎不全、膵炎などを疑うことができます。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

乳酸脱水素酵素に関する知識

乳酸脱水素酵素はぶどう糖から必要なエネルギーを得る過程で、ピルビン酸という物質から乳酸への変化を調節します。

臓器に広く存在していますが、特に肝臓、腎臓、肺、血液、筋肉に多く含まれています。

癌細胞にも多く含まれているために、乳酸脱水素酵素の極端な増加は危険信号にもなります。

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コリンエステラーゼ

コリンエステラーゼの健康診断の内容

健康診断でコリンエステラーゼを測る場合、総蛋白同様に血液検査から測定します。

コリンエステラーゼは肝臓で合成される酵素で血液を循環します。

たんぱく質を作り出す肝臓の能力の指標になります。

コリンエステラーゼの基準値は「3,500~8,000U/l」となっております。

コリンエステラーゼで判定できる病気

コリンエステラーゼの健康診断結果で高い値の場合、ネフローゼ症候群、脂肪肝、甲状腺機能亢進症、糖尿病などを疑うことができます。

逆に低い値の場合、低栄養、劇症肝炎、肝硬変、有機リン系農薬中毒、悪性腫瘍、肝癌などを疑うことができます。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

コリンエステラーゼに関する知識

コリンエステラーゼはアセチルコリンエステラーゼとプチリルコリンエステラーゼの2種類があります。

アセチルコリンエステラーゼは神経組織、赤血球などに存在し、副交感神経、運動神経、交感神経の神経伝達物質アセチルコリンを酢酸とコリンに分解します。

プチリルコリンエステラーゼは肝臓、血清などに存在し、神経伝達物質アセチルコリンを含むコリンエステル類を分解します。

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総ビリルビン

総ビリルビンの健康診断の内容

健康診断で総ビリルビンを測る場合、総蛋白同様に血液検査から測定します。

総ビリルビンは血液を循環する黄色の色素のことです。

総ビリルビンの基準値は「0.4~1.5U/l」となっております。

総ビリルビンで判定できる病気

総ビリルビンの健康診断結果では黄疸、溶血性貧血、敗血症、体質性黄疸、甲状腺機能低下症、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝臓癌、胆石症、胆嚢炎、膵臓癌などを疑うことができます。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

総ビリルビンに関する知識

総ビリルビンは間接ビリルビンと直接ビリルビンの総称です。

間接ビリルビンは約120日の寿命がある赤血球が壊れて、赤血球内のヘモグロビンが分解してできる黄色の色素です。直接ビリルビンは間接ビリルビンが肝臓に運ばれて、たんぱく質と結合した物質を指します。

通常、ビリルビンは胆汁の成分として肝臓から十二指腸に送られた後、大部分は小腸から便へと排出されます。

肝機能の低下や胆道系の病気があると、胆汁が十二指腸へ出らません。行き場のなくなったビリルビンは血液中に大量に流れ込みます。

そのため、黄色い色素のビリルビンの影響で白目の部分や皮膚を黄色くし、黄疸と判断されます。

黄疸は肝機能の低下を表しますので、医師の診察を受けるようにしましょう。

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B型肝炎ウイルス抗原

B型肝炎ウイルス抗原の健康診断の内容

健康診断でB型肝炎ウイルス抗原を測る場合、総蛋白同様に血液検査から測定します。

B型肝炎ウイルス抗原の健康診断はB型肝炎ウイルスに感染しているかどうかの検査です。

ただし、抗原が陽性でもB型肝炎を発症するとは限りません。

B型肝炎ウイルス抗原の基準値は「(-)」となっております。

B型肝炎ウイルス抗原で判定できる病気

B型肝炎ウイルス抗原の健康診断結果ではB型肝炎などを疑うことができます。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

B型肝炎ウイルス抗原に関する知識

肝臓は栄養分の生成、貯蔵、代謝、血液中のホルモン、薬物、毒物などの代謝、解毒、出血を止めるためのたんぱく質の合成、栄養の吸収に必要な胆汁の産生、体内に侵入したウイルスや細菌感染の防御などの機能があります。

健康な肝臓であることがとても大切で、肝炎になると肝臓の細胞が壊れて、肝臓の働きが悪くなります。

B型肝炎の場合は感染から2~3ヶ月の潜伏期を経て、黄疸、全身倦怠感、食思不振、悪心嘔吐などを初期症状として発症します。腹痛、関節痛、蕁麻疹などを併発する場合もあります。

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B型肝炎ウイルス抗体

B型肝炎ウイルス抗体の健康診断の内容

健康診断でB型肝炎ウイルス抗体を測る場合、総蛋白同様に血液検査から測定します。

B型肝炎ウイルス抗体は健康診断はB型肝炎ウイルスに以前に感染していたかどうかの検査です。

B型肝炎ウイルス抗体の基準値は「(-)」となっております。

B型肝炎ウイルス抗体で判定できる病気

B型肝炎ウイルス抗体の健康診断結果ではB型肝炎などを疑うことができます。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

B型肝炎ウイルス抗体に関する知識

HBs抗体が陽性の場合はB型肝炎に感染した経験はあるものの、既に治っていることを表しています。

B型肝炎ウイルスの感染は輸血、臓器移植、注射器による針刺し事故、性交渉、母子感染が原因となっています。

以前は輸血による感染が多かったのですが、日本を含めた先進国では検査体制が確立したために、輸血での感染はなくなりました。

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C型肝炎ウイルス抗体

C型肝炎ウイルス抗体の健康診断の内容

健康診断でC型肝炎ウイルス抗体を測る場合、総蛋白同様に血液検査から測定します。

C型肝炎ウイルス抗体は健康診断はC型肝炎ウイルスに感染しているかどうかの検査です。

ただし、抗原が陽性でもC型肝炎を発症するとは限りません。

また、以前にC型肝炎ウイルスに感染していたかどうかもわかります。

C型肝炎ウイルス抗体の基準値は「(-)」となっております。

C型肝炎ウイルス抗体で判定できる病気

C型肝炎ウイルス抗体の健康診断結果ではC型肝炎などを疑うことができます。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

C型肝炎ウイルス抗体に関する知識

C型肝炎はB型肝炎と同様に、ウイルスの感染により肝臓に障害が起こる病気で、慢性肝炎へ移行する場合が多いです。

慢性化すると症状が軽度の状態を持続することもありますが、大部分がC型肝炎は進行性であり、15~20年で肝硬変、それから約5年で肝癌へと悪化します。

感染は血液を介して起こり、以前は輸血や特定の血液製剤の使用でも発生しました。

特定の血液製剤とは1964年から販売されたフィブリノゲン製剤、1972年から販売された第9因子製剤のことです。

人の血液から生成する血液製剤は、混入したウイルスを死滅させて、安全な血液製剤にしなければいけません。

しかし、1994年まではC型肝炎ウイルスを死滅する処理を導入できませんでした。それにも関わらず、これらは止血剤として、出産や手術など大量の出血時に使用されました。

特定フィブリノゲン製剤、特定血液凝固第9因子製剤によるC型肝炎感染被害者に対して、特別措置法の給付金が支給されています。

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