| 正式名称 | 略号 | 結果 | 正常(基準)値 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| ペプシノゲン1 | PG1 | 70.2 | 70.1~ | ng/ml |
| ペプシノゲン2 | PG2 | 21.9 | ペプシノゲン1との比率で判断 | ng/ml |
| ペプシノゲン比率 | PGR | 3.2 | 3.1~ | - |
| 判定 | - | A | A~H(8種類) | - |
健康診断結果のペプシノゲンの項目ではペプシノゲン1、ペプシノゲン2、ペプシノゲン比率を検査します。
ペプシノゲンは胃癌に有効な検査方法です。血液中のペプシノゲンの量から高い確率で胃癌を発見することができます。
ペプシノゲンの検査結果から判定できる病気は胃癌、萎縮性胃炎などです。
ペプシノゲンの健康診断結果における正常(基準)値は健康な方の平均値ですので、あくまで目安であり、各検査機関で多少の差異があります。
また、病気の疑いがある場合はお近くの専門医までご相談ください。
健康診断でペプシノゲン1を測る場合、必要な血液は数ccだけですので、血液検査と一緒に測定します。
ペプシノゲンは胃の粘膜で生成される消化酵素のペプシンを作る物質です。
ペプシノゲン1の基準値は「70.1~ng/ml」となっております。
ペプシノゲン1の健康診断結果では胃癌、萎縮性胃炎などを疑うことができます。
判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。
ペプシノゲン1だけは胃酸が分泌する胃の下部に多く存在しているため、胃全体を検査できません。
さらにペプシノゲンの基準値は個人差があるために、この数値に収まっていれば安心というわけではなりです。
そのため、胃の下部以外の胃酸を分泌する領域に存在するペプシノゲン2も一緒に検査します。
ペプシノーゲン1と2を区別して測定することにより、胃癌の密接な関係を持っている萎縮性胃炎を発見します。
健康診断でペプシノゲン比率を測る場合、ペプシノゲン1同様に血液検査で測定します。
ペプシノゲン比率はペプシノゲン1とペプシノゲン2の比率を求めた計算結果です。
ペプシノゲン比率の基準値は「3.1~」となっております。
ペプシノゲン比率の健康診断結果では胃癌、萎縮性胃炎などを疑うことができます。
判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。
以前は胃癌の診断にはX線検査が一般的でしたが、血液検査でわかるペプシノゲンは簡単で正確です。
X線法よりも早期の胃癌の発見率は約2.7倍も高いとされており、検査コストも約半分に抑えられます。
胃癌が起こる前兆とも言われる萎縮性胃炎を発見するためには、このペプシノゲンの分泌量のチェックが一般的です。
正常粘膜、表層性胃炎、萎縮性胃炎と症状が重くなり、この状態で胃カメラを飲むと、胃の内部の皮が変形していることを確認できます。
ペプシノゲンの値が不安定な方は一度、胃カメラでの再検査をおすすめします。