| 正式名称 | 略号 | 結果 | 正常(基準)値 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 身長 | H | 177.8 | 男性平均 170.6 | cm |
| 女性平均 158.0 | ||||
| 体重 | W | 63.0 | 男性平均 59.5 | kg |
| 女性平均 53.5 | ||||
| 体格指数(BMI) | BMI | 19.9 | 18.5~24.9 | - |
| 標準体重 | SW | 69.6 | 男性平均 64.0 | kg |
| 女性平均 54.9 | ||||
| 肥満区分 | FC | 非肥満 | 普通 | - |
健康診断結果の身体測定の項目では身長、体重、体格指数(BMI)、標準体重、肥満区分を検査します。
身長と体重の数値からBMIを算出し、体重と身長のバランスを判定します。BMIは肥満度の判定方法の1つで、病気のなりやすさに関係しています。
身体測定の検査結果から判定できる病気は高血圧、脂肪肝、糖尿病などの肥満が関わる病気、栄養不足、免疫力低下などの体重の減少が関わる病気です。
身体測定の健康診断結果における正常(基準)値は健康な方の平均値ですので、あくまで目安であり、各検査機関で多少の差異があります。
また、病気の疑いがある場合はお近くの専門医までご相談ください。

健康診断で身長を測る場合、右のような身長計で測ります。
身長そのものは健康に大きく影響することはありませんが、体重との割合から肥満度を算出し、肥満、普通、非肥満を健康診断結果に記載します。
身長の平均値は男性が「170.6cm」、女性が「158.0cm」となっております。
体重と比較して太りすぎの方は高血圧、高中性脂肪血症、高尿酸血症、脂肪肝、糖尿病、心臓疾患、胆石症、痛風などを疑うことができます。
体重と比較して痩せすぎの方は栄養不足、甲状腺機能亢進症、免疫力低下などが起こりやすいです。
また、極端な痩せすぎは寿命を縮めるというデータも残っています。
判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。
身長の平均は年々伸びていると言われていましたが、健康診断結果では伸び率が鈍化しています。ただし、女性の身長は比較的に伸びており、男女差が狭まっていることになります。
また、身長が伸びる主な要因に、以下の3つが挙げられます。
| 睡眠 | 骨を伸ばす成長ホルモンは、睡眠時に多く分泌されます。そのために成長期の睡眠不足は、身長の伸びを抑える可能性があります。 |
| 食事 | カルシウムの摂取は骨の成長を助けますが、摂取できるカルシウムの量は決まっており、身長の伸びにどう関与するかは明確ではありません。身長を伸ばすためにはたんぱく質が重要で、肉の消費量の増加に伴って、身長の伸び率も増加してきました。 |
| 遺伝 | 身長は遺伝的要素も強いとされています。両親の両方が背が高い場合は、背の低い子どもが生まれにくいです。 |
また、暖かい地域に比べ、寒い地域では体が大柄になりやすいです。体積の増加によって熱生産量が増加され、寒冷地での生存確率が増えるためと言われています。
北欧やロシアの方は背が高いですが、赤道直下や東南アジアの国々の平均身長は低いことからも認識できます。
健康診断で体重を測る場合、体重計で測ります。病院によっては体脂肪などを算出する、体重体組成計を使用する場合があります。
単に体重が重いだけでは健康への悪影響はありませんが、身長や脂肪の割合、脂肪のつき方から判定します。
体重の平均値は男性が「59.5kg」、女性が「53.5kg」となっております。
身長と比較して太りすぎの方は高血圧、高中性脂肪血症、高尿酸血症、脂肪肝、糖尿病、心臓疾患、胆石症、痛風などを疑うことができます。
また、身長と比較して痩せすぎの方は栄養不足、甲状腺機能亢進症、免疫力低下などが起こりやすいです。
昨年と比較して、ダイエットなどを意識せずに体重の減り方が急激な方は、重い病気を患っている可能性もあります。健康診断の他の項目で異常値が見つかることが多いですが、異常がない場合もお近くの専門医に診てもらいましょう。
判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。
日本人の体重は増加傾向にあり、食生活の欧米化が原因とされています。
成人の平均体重は低いものの、40歳以上では内臓脂肪型の肥満に高血糖、高血圧、高脂血症などが組み合わさったメタボリック症候群の方が増えています。
健康診断結果からも体に必要以上の脂肪があると、内蔵に負荷がかかり、生活習慣病などの障害が出やすくなります。
また、体型に注目すると、男女で異性に対する意識の差が統計結果に出ています。
男性が思う女性の理想体型は、女性自身が思っているより痩せではありません。女性が思う男性の理想体型は、男性自身が思っているより筋肉質ではありません。
無理なダイエットはご自身の健康を害する場合があります。健康診断結果と見比べて、健康的な理想体重を目指しましょう。
健康診断で体格指数(BMI)を測る場合、身長と体重から算出します。
体格指数(BMI)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
この計算式より肥満度が数値化され、成人の肥満の指標となります。子どもの場合は身長に対する体重が少ないために、体格指数(BMI)は適しません。
BMIの基準値は「18.5~24.9」となっております。
| 肥満区分 | 非肥満 | 普通 | 肥満 |
| 体格指数(BMI)値 | ~18.4 | 18.5~24.9 | 25.0~ |
体格指数(BMI)の健康診断結果で肥満の方は高血圧、高中性脂肪血症、高尿酸血症、脂肪肝、糖尿病、心臓疾患、胆石症、痛風を疑うことができます。
非肥満の方は病気の疑いがあるわけではありませんが、栄養不足、甲状腺機能亢進症、免疫力低下などが起こりやすいです。
判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。
体格指数(BMI)の値では平均よりも太っているか痩せているのかがわかるのですが、内臓に付いている脂肪、いわゆる隠れ肥満は体格指数(BMI)の数値には現れにくいです。
隠れ肥満はメタボリック症候群になりやすいために、体格指数(BMI)とは別にウエストを計測したり、体脂肪を計測する必要があります。
体格指数(BMI)はあくまで体格のみの指標と言えます。
BMIの計算式は世界共通ですが、肥満の判定基準については国により揺らぎがあります。
アメリカでは日本の肥満に当たる25.0以上が「標準」であり、30.0以上で「肥満」となります。
健康診断で標準体重を測る場合、身長と体重から算出します。標準体重は成人の目標体重の指標となります。
標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
子どもの場合は身長に対する体重が少ないために、上記はなく下記の標準体重の式が当てはまります。
標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×身長(m)×13
標準体重の平均値は男性が「64.0kg」、女性が「54.9kg」となっております。
標準体重で使用されている「22」はBMIの理想値になります。そのために標準体重は参考値になり、病気に関してはBMIの値を参照します。
標準体重の健康診断結果では高血圧、高中性脂肪血症、高尿酸血症、脂肪肝、糖尿病、心臓疾患、胆石症、痛風などを疑うことができます。
判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。
「標準体重は太めに作られている。」と認識している方が多いですが、標準体重は医学上で生命を維持するために最も適切である体重、健康的に生活するために最適とされる体重と定義されています。
つまり、標準体重は病気にかかりにくく、最も長生きできると想定している体重のことです。
一般的に美しいプロモーションであるといわれる体重は美容体重と呼ばれ、標準体重とは別のものになります。
標準体重が太めではなく、現代の美容体重の基準が標準体重と差があるということです。美容体重は個人によって感じ方が異なるものの、標準体重より約5%ほど落とした体重と言われています。
健康診断で肥満区分を測る場合、身長と体重から算出した体格指数(BMI)の値によって、決められます。
肥満区分は標準体重との乖離を示すバロメータになります。「普通」が理想ですが、「非肥満」でも健康診断結果は「A」になります。
肥満区分の基準値は「普通」となっております。
肥満区分の健康診断結果では高血圧、高中性脂肪血症、高尿酸血症、脂肪肝、心臓疾患、糖尿病、胆石症、痛風などを疑うことができます。
ただし、肥満区分はあくまで区分ですので、値によって差があります。詳しくは体格指数(BMI)の数値を参照にした方が良いでしょう。
判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。
体格指数(BMI)からおおよその肥満区分が判定できます。しかし、実際には健康診断ではなかなか計測しない体脂肪率の方が、健康に大きく影響しています。
身長と体重だけではすばらしい肉体を持ちながらもマラソン選手は痩せ過ぎで非肥満、柔道家は太り過ぎで肥満と判定されてしまいます。
体全体ではなく、部位別に体脂肪を計測することで、どこの筋力が衰えているかがわかりますので、なるべく計測しましょう。
下半身太りの方はウォーキングや水泳で、脂肪を燃焼させるようにしましょう。胴体部の脂肪が多い方は食事に気を使い、スポーツで汗を流すようにすることです。
肥満は万病の元ですので、健やかに過ごすためにも体脂肪を低く抑えることをおすすめします。