| 正式名称 | 略号 | 結果 | 正常(基準)値 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 両眼視力 | E | 右 1.5 | 0.8~ | - |
| 左 1.5 | ||||
| 色神 | CVI | 所見なし | 所見なし | - |
健康診断結果の視力の項目では両眼視力、色神を検査します。
右目と左目を交互に測定します。健康診断では裸眼視力と矯正視覚の区別をせずに、視力検査のみが実施されることが多いです。
一方、眼科では眼圧検査に加え、医師に眼球を直接検査してもらう眼底検査をします。
視力の検査結果から判定できる病気は近視、乱視、色覚異常などの視力検査でわかる病気、白内障、緑内障、動脈硬化などの目視で判明する病気です。
視力の健康診断結果における正常(基準)値は健康な方の平均値ですので、あくまで目安であり、各検査機関で多少の差異があります。
また、病気の疑いがある場合はお近くの専門医までご相談ください。

健康診断で両眼視力を測る場合、右のようなランドルト環というC字型に切れ目のついた輪で検査します。
ランドルト環が描かれている視力検査表から3m、もしくは5m離れたところに立ち、片眼を隠して、穴の開いた方向が見えるかどうかで判定します。
両眼視力の基準値は「0.8~」となっております。これは直径が6.0mm、切れ目と環の幅が1.2mmのランドルト環が認識できる状態です。
両眼視力の健康診断結果では近視、乱視、遠視などを疑うことができます。
ただし、両眼視力の検査で分かる近視、乱視、遠視を病気と呼ぶことは少なく、眼底検査で発見できる白内障、緑内障、動脈硬化が眼の病気と呼べます。
判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。
仕事で眼を酷使する機会を増えたため、眼球には疲労が蓄積され、非常に敏感になっています。充血が続いたり、眼が重くなったり、かゆくなったときは眼をお休みするサインです。
そのために両眼視力の検査だけではなく、眼底検査も行ってもらうことで、眼の異常をいち早く発見できます。
眼底検査では真っ暗な部屋で瞳孔に光をあてて、眼の奥の血管状態を医師に直接観察してもらいます。動脈と静脈の血管状態で眼の状態から動脈硬化までも判定できます。
また、両眼視力は片眼視力よりも10~20%程、良く見えます。

健康診断で色神を測る場合、石原式色覚検査で行うことが多いです
右のようにドットで描かれた見えにくい文字を読み上げる方法です。
色神の基準値は「所見なし」となっております。
色神検査の健康診断結果では色覚異常などを疑うことができます。
色覚異常は遺伝による先天性の割合が高く、日本人の20人に1人の割合とされています。
後天性の場合は緑内障などの病気に伴って、併発することが多いです。
判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。
色神は色覚異常、色盲、色弱とも言われますが、大人になってから急に発生することはほとんどありません。
そのために大人の健康診断では希望しない限り、基本的には測定はしません。また、最近では小学校の健康診断でも希望者のみに実施されるようになりました。
これは色覚異常だとしても、生活に支障が出ることが少なく、さらに色覚異常が差別につながりやすかったためです。
今では不安がある方だけに自己認識できるようしています。