糖尿病

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健康診断結果の糖尿病

正式名称 略号 結果 正常(基準)値 単位
尿糖 US (-) (-) -
ケトン体 K (-) (-) -
血糖 BS 79 70~110 mg/dl
グリコヘモグロビン HbA1c 5.1 4.3~5.8
判定 - A A~H(8種類) -

健康診断結果の糖尿病の項目では尿糖、ケトン体、血糖、グリコヘモグロビンを検査します。

糖尿病は血液中のブドウ糖濃度が病的に高まっている状態、一般的に血糖値が高い状態です。血糖値が高いと合併症をきたす危険性があります。

糖尿病の合併症には治療が困難なものが多く、他の生活習慣病と同じように予防が重要視されています。

糖尿病の検査結果から判定できる病気は糖尿病を中心に、糖尿病の原因になる膵臓、肝臓、腎臓の炎症、機能低下、腫瘍などを発見します。

糖尿病の健康診断結果における正常(基準)値は健康な方の平均値ですので、あくまで目安であり、各検査機関で多少の差異があります。

また、病気の疑いがある場合はお近くの専門医までご相談ください。

尿糖

尿糖の健康診断の内容

健康診断で尿糖を測る場合、糖代謝異常を判別するスクリーニング検査が行われます。

尿は出始めと終わりを除いた中間尿を採取するため、各自トイレで排尿します。

大きめの綿棒などに尿を染み込ませるだけの簡易検査から、紙コップに採取し、分析をする精密検査まで、年齢によっても異なります。

尿糖の基準値は「(-)」となっております。

尿糖で判定できる病気

尿糖の健康診断結果では糖尿病、急性膵炎、慢性膵炎、腎性糖尿などを疑うことができます。

糖尿病を調べるためには尿糖だけではなく、一緒に検査する血糖と合わせて判断します。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

尿糖に関する知識

尿糖が陽性になるには血糖値が160~180mg/dlを越えたあたりですので、初期の糖尿病では尿糖は陰性になることがあります。

尿糖の陰性でも過信せず、血糖の数字が基準値を超えている段階で、早期発見のためにも精密検査をした方が良いでしょう。

特に必要以上の喉の渇きや頻尿、多尿の症状に覚えがある方は注意が必要です。

初期の糖尿病であれば、食事を節制したり、適度な運動を行ったりすると、進行を防ぐことができます。

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ケトン体

ケトン体の健康診断の内容

健康診断でケトン体を測る場合、尿糖と同様に排尿から判別するスクリーニング検査を行います。

ケトン体は脂肪の分解により肝臓で作られ、臓器でエネルギー源や脂肪の合成に再利用されます。しかし、多すぎると血中に蓄積され、最終的に尿に混ざって排出されます。

ケトン体の基準値は「(-)」となっております。

ケトン体で判定できる病気

ケトン体の健康診断結果では糖尿病、摂食障害などを疑うことができます。

ケトン体が増加しすぎると、血糖を下げるホルモンであるインスリンの欠乏しやすくなり、糖尿病につながります。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

ケトン体に関する知識

糖尿病になるとケトン体が増加しやすいですが、ケトン体が増加すると糖尿病になるわけではありません。

ケトン体は脂肪組織内の中性脂肪が多く分解され、脂肪酸の代謝が亢進している状態でも増加します。

そのために美容クリニックなどでは、脂肪燃焼施術をした後に、尿中にあるケトン体の上昇を測定し、体脂肪の燃焼を実証することもあります。

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血糖

血糖の健康診断の内容

健康診断で血糖を測る場合、採血をして、血液中に含まれるブドウ糖の量を調べます。

血糖は食事の内容で数値が左右されやすいために、検査前夜の夕食後から絶食し、翌日の朝食前の空腹時に検査します。

血糖の基準値は「70~110mg/dl」となっております。

血糖で判定できる病気

血糖の健康診断結果では糖尿病、甲状腺機能亢進症などを疑うことができます。

糖尿病の目安になる血糖値の高さですが、低い場合は副腎機能低下症、肝硬変、膵臓腫瘍などが疑われます。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

血糖に関する知識

糖尿病という病名のため、尿糖だけを心配する人が多いのですが、実は糖尿病の早期発見に欠かせないのは血糖の数値です。

血糖値を下げるためには、肥満の解消、バランスのとれた食事の摂取、適度な運動、ストレス解消、禁煙、節酒が大切です。

血液中の成分のわずか0.1%程度の糖質ですが、血管を通して臓器に影響を供給し、脳にとっては唯一のエネルギー源にもなっています。

血糖値が高いと血がドロドロになり、動脈硬化が進み、重い内臓疾患につながります。

初期症状では神経伝達に異常が現れますので、手足の痛みやしびれが起きたら、糖尿病性神経障害のサインだと思いましょう。

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グリコヘモグロビン

グリコヘモグロビンの健康診断の内容

健康診断でグリコヘモグロビンを測る場合、血糖と同様に採血をし、血液中に含まれるグリコヘモグロビンの割合を調べます。

グリコヘモグロビンは約120日間は血液中に存在するため、過去1ヶ月程度の血糖値の状態がわかります。

グリコヘモグロビンの基準値は「4.3~5.8%」となっております。

グリコヘモグロビンで判定できる病気

グリコヘモグロビンの健康診断結果では糖尿病、膵炎、肝炎などを疑うことができます。

数値が6.5%以上であれば、ほぼ糖尿病と判断できます。

逆に数値が低い場合は溶血性貧血などを疑うことができます。

判定結果が正常値でなかった場合は、放置していると悪化する可能性が大きかったり、既に適切な対処法が必要な場合があったりしますので、早めに医師の適切な指示を受けるようにしましょう。

グリコヘモグロビンに関する知識

糖尿病患者の治療で最も大切なことは、血液中のブドウ糖の量を示す血糖値を適切なレベルに保つことです。

そのために食事療法、運動療法、さらにインスリンなどの薬物療法をします。その効果が十分に出ているかどうかは、血糖値を検査して判断します。

しかし、血糖は食事内容に敏感に反応してしまうために、他の成分で血液中の糖分を測る必要がありました。

グリコヘモグロビンは赤血球の中に含まれる血色素であるヘモグロビンにブドウ糖が結合した物質です。

一度、結合すると離れないので、1~2ヶ月前の血糖状態が分かることから、糖尿病の検査では尿糖、血糖、ケトン体と一緒に利用されています。

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