脳の健康診断は脳ドック

皮膚科・外科

病気の進行に気づきにくい脳

病気の進行に気づきにくい脳健康診断は血液の成分から病気のリスクが判断できますが、あくまで可能性の範囲に留まります。

そこで視覚的に臓器を診断するために、胸部レントゲンで肺や横隔膜、胃部レントゲンで胃や十二指腸、エコー検査で肝臓や膵臓、心電図で心臓といったような検査があります。

しかし、脳だけは1度も検査をしないで放置することが多いです。生活習慣病である糖尿病、高血圧、高脂血症は、直接的に体が不調を訴える病名ではなく、悪化すると脳梗塞や心筋梗塞などになりやすいので危険とされています。

日本人の三大疾病は脳卒中、心臓病、癌です。したがって、脳動脈瘤や脳血管奇形などの血管が破裂する前の異常を早期発見できれば、病気が悪化することもなく、治療はスムーズに進みます。

代替が利かない脳が病気になると、治療が複雑になり、手術の費用が50万円は必要になります。

また、病院は1週間、または10日ごとに精算しますので、手元に現金が無いと治療を進めることができない可能性もあります。

大切なのは定期的な健康診断であり、それは脳も同じです。脳の病気を早期に見つけ、予防と治療を可能にするのが脳ドックです。

気になる脳ドックの検査手順

脳ドックは心臓ペースメーカーを装着している人、脳動脈瘤クリップを付けている人、手術で体に金属が入っている人、妊娠早期や妊娠の可能性がある人は受けられないことがありますので、事前に申告します。

一般的な脳ドックは体への負担も少なく1日で完了します。2~3週間後には検査結果が手元に届きます。

問診現在の健康上の状況、既往歴、家族歴、現在の生活習慣などの質問します。MR検査が受けられるかのチェックします。
身体測定身長と体重、血圧を測定します。また、心臓の聴診、脈拍、医師の触診などを行うこともあります。
血液検査健康診断の血液検査と同様にヘマトクリット、ヘモグロビン、赤血球、白血球、コレステロール、中性脂肪、尿酸などを測定します。
心電図12誘導心電図、またはホルター心電図を使用し、心臓を検査します。
MRI(脳)T1画像で下垂体腫瘍や松果体腫瘍、脳の奇形、T2画像で脳梗塞や炎症、FLAIR画像で内出血や脳の中で血液の流れの悪いところ、脳梗塞などを調べます。
MRA(脳)脳血管を画像化し、脳の動脈瘤や血管の奇形、血管の狭窄などを調べます。
MRI(頚部)T2画像で脊髄の入っている管である脊椎管の狭窄などを調べます。
MRA(頚部)頚部血管を画像化し、内頚動脈や椎骨動脈などの頚部の血管の狭窄などを調べます。

手足のしびれ、頭痛、ろれつが回らないなどは、脳の病気の初期症状であり、脳が危険信号を発している可能性もありますが、脳の病気である認知症、ボケ、アルツハイマーなども健診を受けておけば予防できる時代になりました。

また、脳ドックである脳PET検査ができる病院は限られていて、料金も病院よって、100,000~25,000円と開きがあります。料金が高額な場合は、他の病気も隅々まで検査することが多いです。

日本医科大学健診医療センター

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