風邪やインフルエンザを引き起こすウイルスは、咳やくしゃみのしぶきが人の鼻や喉に付着し、飛沫感染します。
唾や鼻水がドアノブに付着したウイルスも同様に、別の人の手にウイルスが移り、その手で鼻や目をこすることで粘膜から接触感染します。
飛沫感染はうがいで予防し、接触感染は手洗いで予防できます。手洗いで手についたウイルスや菌が減らせれば、風邪やインフルエンザの他にも食中毒にも感染しにくくなります。
また、健康診断でも衛生状態を保つことで、細菌の混入などで結果が不安定になることが少なくなります。
毎日の手洗いでは風邪になる確率が約40%も減るとの統計もあります。うがいでも同様に約40%が防げるということですので、手洗いうがいをする習慣だけで、十分な風邪の予防ができるでしょう。
トイレの後は必ず手洗いをすると思いますが、数秒だけ水道で手を洗う程度ではほとんど細菌は落ちていません。
石鹸を付けて、10秒間手を洗っても、指の先、指と指の間、指の根元、親指の横などに洗い残しが多いことが専門機関の研究でわかっています。その正しい手洗いの順序は以下の通りです。
1 手の平を合わせて洗います
2 手の甲を伸ばすように洗います
3 指先、爪の間を念入りに擦ります
4 指の間を揉むように充分洗います
5 親指と手の平をねじるように洗います
6 手首も忘れずにしっかり洗います
7 最後に石鹸が残らないように、丁寧に濯ぎます
洗い残しが多いのは親指、指先、指の間、手首です。洗い残しの多い箇所を意識しながらの手洗いで細菌のほとんどが落ちることがわかっています。
また、雑菌が繁殖するので、手を拭くタオルを清潔しましょう。外出中にむやみに目や鼻を触ったりしないように心がけるのも、接触感染の予防に役立ちます。
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