中性脂肪は余ると皮下脂肪になる

中性脂肪の健康診断の内容
区分 項目 略号 基準値 単位
脂質代謝 中性脂肪 TG 30~199 mg/dL

中性脂肪健康診断で中性脂肪を測る場合、総コレステロールと同様に血液検査から診断します。中性脂肪は体脂肪の元になる物質で、中性脂肪が蓄積されると体脂肪になります。

また、中性脂肪と一緒に取り立たされるコレステロールは中性脂肪と同じ脂質の1つで、血液中を中性脂肪と一緒に運搬されています。

中性脂肪の基準値は「30~199mg/dL」です。

体験者の中性脂肪は「65mg/dL」で基準値内でした。前回の「82mg/dL」より少し減少しています。

中性脂肪で判定できる病気

中性脂肪の健康診断結果で高い値の場合、糖尿病、脂肪肝、肥満症、高脂血症などを疑うことができます。

逆に低い値の場合、肝臓病、栄養障害、甲状腺機能亢進症などを疑うことができます。

判定結果が正常値内でなかった場合は、放置していると悪化したり、すでに治療が必要な可能性もありますので、早めに専門医に診てもらい、適切な指示を受けるようにしましょう。

中性脂肪に関する役立つ知識

体の貯蔵されている脂肪の大半は中性脂肪ですが、過剰に蓄積すると肥満と判定できます。

肥満が動脈硬化になりやすい言われるのは、肥満の人は動脈硬化の原因であるコレステロールと中性脂肪の値が高いからです。

中性脂肪はエネルギー源であり、コレステロールも細胞膜とホルモンを生成する重要な物質ですが、どちらも血液中の濃度が高くなると高脂血症と呼ばれ、動脈硬化を引き起こす原因になります。

英語では「トリグリセライド」と言う中性脂肪は、コレステロールともに食事内容に大きく影響されます。逆に言うと、食事のコントロールを中心とした、生活スタイルの改善で治療が可能な病気です。

1日3食を心がけ、早食い、まとめ食いはせず、腹八分目に留め、糖分は控え、深夜の飲食は避けることで、脂肪は減っていきます。

動脈硬化を引き起こす前に、食事による摂取カロリーと運動による消費カロリーのバランスを考えながら、自分の体をケアしていきましょう。

中性脂肪の体験談

中性脂肪値などを下げるために最も有効なのは食生活の見直しのようです。つい脂質の高い食事が多くなりがちですが、それを意識的に控えて、全体的な量も70%程度に抑えるだけで、かなり早い段階で効果が見られます。私の場合も食生活の改善を始めて半年後の健診では、基準値の範囲内に入りました。また、普段から飲酒量が多い人はそれを抑えることも「かなり効果が高い」と言われているので、試してみてください。
中性脂肪の数値が高くなる理由では、「単純に食べ過ぎている人が多い」と医師に言われました。中性脂肪は体内に生命活動のために必要なエネルギーの備蓄のための役割を持っているのですが、肉類など脂質の高い食生活を続けて必要以上の食物を摂取していると、過剰備蓄の状態になり、代謝されない脂質がそのまま中性脂肪といて血中に現れるため、食べ過ぎの状態が続くと値が高めになるというわけです。
中性脂肪はは脂質の一種ですが、体内のエネルギー代謝に使われる成分でもあるので、これが少なすぎれば生命活動のための備蓄エネルギーが少なくなっていることを意味します。基準値を超えて高い値なると、皮下脂肪に変化しやすいです。私の場合も30代後半になってよくこの中性脂肪が150mg/dlを超えて要観察になっていました。
私の場合は中性脂肪とLDLコレステロール値が基準値よりも少し高い状態が数年続いただけだったので、医師からは「特に投薬の必要は無く、食事療法で大丈夫」と判断されましたが、中性脂肪が異常に高い場合にはコレステロール値を下げるための薬を服用するそうです。ただし、副作用の発症率が非常に高いらしく、「個人的にはあまりおすすめしていない」と医師には言われました。
定期健診で中高年以上の男性が異常値になって再検査や要経過観察になりやすい項目です。私は最近、中性脂肪が基準値内に収まったことがありません。それ以外に病気を持っているわけではなかったので、自分としてはあまり気にしていなかったのですが、「中性脂肪が高すぎると、それだけで動脈硬化や糖尿病などのリスクが高まるので気をつけるべき」ということを医師に忠告され、検診の度にこの数値については注目するようになりました。

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