急激に増加している乳癌を探す乳房エコー

乳房エコーの健康診断の内容
区分 項目 略号 基準値 単位
エコー検査 乳房エコー ECB 正常 -

乳房エコー健康診断で乳房エコーを測る場合、腹部エコー同様に超音波を当てて測定します。検査時間は10~15分程度です。

乳房エコーは乳腺炎、乳腺のう胞症、乳腺腫瘍などの乳房の病変を捉えることができます。

日本では食生活などの生活スタイルが欧米化するに従い、乳癌を発生する女性が増えてきました。

従来、乳癌検診は医師が乳房のしこりの有無を手で触れて確認する触診が行われてきましたが、乳房超音波検査では触診で発見しにくいごく小さいしこりも発見可能です。

乳房エコーの基準値は「正常」です。

乳房エコーで判定できる病気

乳房エコーの健康診断結果では乳癌、乳腺炎、乳腺のう胞症、乳腺腫瘍などを疑うことができます。

また、60歳以上の男性も乳癌になるにことがあり、全症例の約1%を占めます。症状や治療法は女性の乳癌と同じです。

判定結果が正常値内でなかった場合は、放置していると悪化したり、すでに治療が必要な可能性もありますので、早めに専門医に診てもらい、適切な指示を受けるようにしましょう。

乳房エコーに関する役立つ知識

乳腺に関する病気には乳房エコーに加えて、視診、触診、マンモグラフィ検診を併用することが望ましいです。

マンモグラフィは乳房を透明の圧迫板で平らにはさんでレントゲン撮影します。「微細石灰化」と呼ばれる、生まれたばかりのとても小さな乳癌を見つけるに役立ちます。

また、乳管の中にある非浸潤癌という状態のものを見つけることもでき、癌が全身に広がる危険のないうちに取り除くことも可能です。

子宮と卵巣の婦人科領域のエコー検査では膀胱に尿を貯めてから受診することにより、子宮筋腫や卵巣のう腫などの早期発見が可能です。

乳房エコーの体験談

通常の健康診断のメニューではありませんが、どの定期健診でも乳房エコーは女性向けのオプションとして用意されています。乳房に非常に高周波な音波を当て、その反射波の性質から乳房の内部を画像化して診断を行います。普通の状態では確認することの難しい乳房の内部の様子を画像化することで、乳房に関する病気の早期発見を行うことが目的です。私は2年に1回ほど受けています。
マンモグラフィーもよく知られていますが、マンモグラフィーはX線を用いた撮影を行うために、少量ではあっても放射線を浴びることになりますし、乳房を強く圧迫しなければ検査ができないため、被験者にとって負担が大きいという問題もあります。それと比べると乳房エコー検査は圧迫の必要もなく、放射線も使用しないために体への負担がほとんどありません。私はマンモグラフィーと比べて短く、10分程度で終わることや必要な料金も数千円ですので、定期健診のオプションとしてよく利用しています。
私も30代になってから会社の定期健診時に毎回オプションとして追加するようにしています。今のところ異常は見つかっていませんが、女性の20人に1人が乳がんの可能性があると言われているため、わりと危機感を持って検査を受けています。
私が受けている検査では毎回女性医師による触診と視診も付いているので、乳房のしこりを普段からどうやって見つければ良いのか、触る場所やしこりはどんなものなのかなどについて教えてもらっています。そこで習った方法で自分の乳房を触ってしこりがないかどうかをチェックするようにしているので、もし今後しこりができるようなことがあっても早い時期に発見できるのではないかと思っています。ただ、気づけるレベルになると1cm以上の大きさになっているので、やはりエコー検査は欠かせません。
前回の検査の時に言われたのは「マンモグラフィーも併用した方がより精度の高い検査ができる」ということでした。乳房エコーとマンモグラフィーはそれぞれ腫瘍を発見しやすい箇所が異なっているらしいです。乳房エコーは乳腺の中の腫瘍、マンモグラフィーは脂肪の中の腫瘍が見つけるとのことでした。両方を併用して検査することが早期発見のためには効果的ということなので、今後は両方を受けるようにしようかと考えています。最近では地方自治体とNPO法人が無料で実施する乳癌検査もあるようです。

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