沈黙の臓器である肝臓の状態がわかるGOT

GOTの健康診断の内容
区分 項目 略号 基準値 単位
肝機能 GOT(AST) GOT 10~40 U/L

GOT健康診断でGOTを測る場合、血液を採取して、血中の成分を分析します。

血球検査などでは血液の主な細胞そのものを計測しましたが、肝機能の検査では血液の細かい成分の量を分析していきます。

GOT(グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ)はAST(アスパラギン酸アミノ基転移酵素)と表記されることもある肝臓に多く含まれる酵素で、肝障害を知る手がかりになります。

肝臓は代謝、排出、解毒において重要な役割を担っており、アルコールの分解もしてくれますが、このGOTが多い場合は、アルコールなどで肝臓がうまく機能していません。

また、GOTは一緒に検査するGPTと違い、肝臓以外にも心筋や骨格筋が多く存在します。

GOTの基準値は「10~40U/L」です。

体験者のGOTは「15U/L」で基準値内でした。前回の「14U/L」より少し上昇しています。

GOTで判定できる病気

GOTの健康診断結果では急性肝炎、アルコール性肝障害などを疑うことができます。

GPTの値よりも量が異常に多い場合は、肝硬変、肝癌、心筋梗塞、筋ジストロフィーなどを疑うことができます。

判定結果が正常値内でなかった場合は、放置していると悪化したり、すでに治療が必要な可能性もありますので、早めに専門医に診てもらい、適切な指示を受けるようにしましょう。

GOTに関する役立つ知識

GOTは肝臓に多い酵素ですので、肝臓の障害から肝細胞が壊れると、GOTが血液中に大量に漏れ出すことから、基準値を超す場合は肝臓病が疑われます。

ただし、GOTは心臓の筋肉や骨格筋などにも多く含まれており、心筋梗塞、筋ジストロフィー、多発性筋炎などでも数値が高くなります。

そのためにGOTは次に紹介するGPTと一緒に比較して、病気を推測することが一般的です。

GOTの体験談

γ-GTPと同時に検査されるのがGOTとGPTは、いずれもタンパク質を分解してアミノ酸を生成する酵素ですが、肝臓に含まれる酵素なので、肝臓の細胞が破壊されたりすると数値が上がります。そのため、γ-GTPと同様に肝臓に異常があるかどうかを診断することができます。健康診断の結果ではγ-GTPの数値と併用して見ることで、肝臓の傷み具合を判断することができる数値です。私はGOTが23U/L、GPTは30U/Lで高めだったのですが、γ-GTPは19U/Lと低めでした。特に問題はないそうですが、お酒はセーブしています。
GOTはアルコールの摂取量が過剰でない限りは、20代、30代、40代前半のうちは、これらの数値が異常に悪くなることはないようです。肝炎や肝癌などがある場合は別ですが、γ-GTPのほうが異常値を示しやすいです。同僚の間もγ-GTPが悪くて、GOTも異常値だった人はいますが、その逆はいませんでした。

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