血液がドロドロになるとGPTが上昇

GPTの健康診断の内容
区分 項目 略号 基準値 単位
肝機能 GPT(ALT) GPT 5~45 U/L

GPT(ALT)健康診断でGPTを測る場合、GOT(AST)と同様に血液検査から測定します。

GPT(グルタミン酸ピルビン酸転移酵素)はALT(アラニントランスアミナーゼ)と表記されることもある肝臓に多く含まれる酵素ですが、GOTとは違い、GPTは肝臓に特化して存在する酵素です。

腹部の右上に位置して、ほぼ肋骨の下に収まっている最大の臓器です。その肝臓が病気になり、細胞が壊れると著しくGPTが増加するため、肝障害を調べる場合にGPTのスクリーニング検査が行われます。

GPTの基準値は「5~45U/L」です。

体験者のGPTは「12U/L」で基準値内でした。前回の「11U/L」より少し上昇しています。

GPTで判定できる病気

GPTの健康診断結果ではでは急性肝炎、アルコール性肝障害などを疑うことができます。

GOTよりも量が異常に多い場合は、慢性肝炎、脂肪肝などを疑うことができます。脂肪肝の主な原因は肥満ですが、アルコールを飲む人や糖尿病患者にも多い病気です

例えば、肥満度の高い人肝臓では、肝細胞に中性脂肪が過剰に溜まってしまい、うまく機能せずに血液が次第にドロドロになっていきます。

判定結果が正常値内でなかった場合は、放置していると悪化したり、すでに治療が必要な可能性もありますので、早めに専門医に診てもらい、適切な指示を受けるようにしましょう。

GPTに関する役立つ知識

GPTのほとんどは肝臓にあるため、GPTの値が高い場合は肝臓に異常があると判断できます。

一方、量の割合を比較されるGOTは肝臓、心筋、骨格筋にも存在していますので、両方の数値を比較すると、より肝臓の病気の有無がわかります。

また、GOTかGPTの片方が正常で、一方だけがわずかに基準値を上回る場合も病気の可能性もあります。

肝臓はなかなか異常を訴えない臓器ですので、基準値を少し超えた程度でも症状の有無に関わらず、医療機関を受診すると安全です。

GPTの体験談

私はGPTが41U/Lで基準値内ギリギリでした。ただ、別の健康診断の基準値は35U/L以下ですので、毎年の変化をウォッチしたいと思います。ただ、国際標準では40U/L以下と決められていたり、60U/L以内であれば治療の必要がなかったりと、少し差がありました。また、基準値より低くても特別な病気などはないとのことです。
GOTは肝臓だけではなく、筋肉や赤血球にもあるということでしたが、GPTは肝臓の細胞だけになります。そのため、筋肉や赤血球が壊れたときは、GOTだけが上がってGPTが上がりません。肝臓の細胞が壊れたときは、GOTとGPTが同時に増えます。

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