| 区分 | 項目 | 略号 | 基準値 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 肝機能 | 乳酸脱水素酵素 | LDH | ~229 | U/L |
健康診断で乳酸脱水素酵素を測る場合、硫酸亜鉛混濁テストと同様に血液検査から測定します。
乳酸脱水素酵素は体内で糖がエネルギーに変わるときに働く酵素です。急性肝炎の初期や肝癌、心臓病などで高値を示します。
乳酸脱水素酵素の基準値は「~229U/L」です。
体験者の乳酸脱水素酵素は「123U/L」で基準値内でした。前回の「113U/L」より少し上昇しています。
乳酸脱水素酵素の健康診断結果では心筋梗塞、肺梗塞、悪性貧血、白血病、筋ジストロフィー、肝癌、大腸癌、肝炎、悪性リンパ腫、腎不全、膵炎などを疑うことができます。
判定結果が正常値内でなかった場合は、放置していると悪化したり、すでに治療が必要な可能性もありますので、早めに専門医に診てもらい、適切な指示を受けるようにしましょう。
乳酸脱水素酵素はぶどう糖から必要なエネルギーを得る過程で、ピルビン酸という物質から乳酸への変化を調節します。
臓器に広く存在していますが、特に肝臓、腎臓、肺、血液、筋肉に多く含まれています。
そのため、乳酸脱水素酵素の値だけではどの箇所が問題かは判明しません。癌細胞にも多く含まれているために、乳酸脱水素酵素の極端な増加は危険信号にもなり得ます。
もし、乳酸脱水素酵素であるLDHが異常値だったときは、GOTの値で割ってみましょう。「LDH÷GOT」が10以下の場合は肝疾患が疑われます。
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LDHは肝機能の検査の項目として入ってはいますが、元々は体が糖からエネルギーを作り出すときに機能する酵素です。そのため、肝臓以外にも、腎臓、肺、骨格筋、心臓、赤血球など、体内の至る所の細胞に含まれている酵素でして、肝臓の働きだけに関係して数値が上下するものではありません。体のいずれかの器官の細胞が損傷を受けた場合に、そこからLDHが血液中に流れて、血液検査で高い数値になります。ただ、LDHは器官別に5種類あり、その種類を調べることで発生箇所を特定することができます。私はLDH5が高かったので、結局は肝臓を患っていました。 |
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検出されたLDHのアイソザイムがLDH1~5のどれにあたるかを調べることで、どの臓器に損傷があるのかをある程度推定することが可能です。これを「LDHアイソザイム分析」とも言います。アイソザイムとは同じ種類種で同じ作用を持っているが、構造が異なる酵素を意味します。健康診断ではLDHアイソザイム分析までは行いませんが、健康診断の結果で乳酸脱水素酵素が基準値から大きく外れていた場合などに、2次検査として行います。ただ、アイソザイムの特定ができても、ある程度の損傷部位が絞られるだけですので、私も精密検査は行いました。 |
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