肝臓が弱っていると低くなるコリンエステラーゼ

コリンエステラーゼの健康診断の内容
区分 項目 略号 基準値 単位
肝機能 コリンエステラーゼ ChE 男性  250~500 U/L
女性  200~450

コリンエステラーゼ健康診断でコリンエステラーゼを測る場合、乳酸脱水素酵素と同様に血液検査から測定します。

コリンエステラーゼは肝臓で合成される酵素で血液を循環します。タンパク質を作り出す肝臓の能力の指標になります。

コリンエステラーゼの基準値は男性が「250~500U/L」、女性が「200~450U/L」です。

体験者の乳酸脱水素酵素は「375U/L」で男性の基準値内でした。前回の「350U/L」より少し上昇しています。

コリンエステラーゼで判定できる病気

コリンエステラーゼの健康診断結果で高い値の場合、ネフローゼ症候群、脂肪肝、甲状腺機能亢進症、糖尿病などを疑うことができます。

逆に低い値の場合、低栄養、劇症肝炎、肝硬変、有機リン系農薬中毒、悪性腫瘍、肝癌などを疑うことができます。

判定結果が正常値内でなかった場合は、放置していると悪化したり、すでに治療が必要な可能性もありますので、早めに専門医に診てもらい、適切な指示を受けるようにしましょう。

コリンエステラーゼに関する役立つ知識

コリンエステラーゼはアセチルコリンエステラーゼとプチリルコリンエステラーゼの2種類があります。

アセチルコリンエステラーゼは神経組織、赤血球などに存在し、副交感神経、運動神経、交感神経の神経伝達物質アセチルコリンを酢酸とコリンに分解します。

プチリルコリンエステラーゼは肝臓、血清などに存在し、神経伝達物質アセチルコリンを含むコリンエステル類を分解します。

コリンエステラーゼの体験談

コリンエステラーゼは肝臓のみ作られる酵素の一種ですので、この数値を検査することで肝臓の状態を把握することができます。基準値は男性の場合は234~493IU/L、女性の場合は200~452IU/Lとありますが、これも検査方法や検査施設で差があるようです。また、女性の場合は月経によって数値が減少したり、妊娠によっても数値が減少する傾向があります。ChEは肝臓の働きが低下すると生成量が減少するため、数値が基準値よりも下回る場合は肝炎や肝硬変などで肝臓の機能が低下している可能性があります。逆にChEの数値が高い場合は、肝臓が栄養過多の状態になっていることを意味するため、脂肪肝の可能性が疑われます。

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