| 区分 | 項目 | 略号 | 基準値 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 血清蛋白 | 総蛋白 | TP | 6.5~8.2 | g/dL |
健康診断で総蛋白を測る場合、注射器で血液を採取します。血液は血清蛋白以外にも、血球検査、肝機能、血中脂質など、合計30項目以上の検査で使われるため注射器2本分以上が必要なります。
総蛋白とは栄養状態を維持するアルブミンと免疫防御に働くグロブリンを合わせた物質です。
健康な人は総蛋白の値が一定の範囲に収まりますが、病気によってはその比率が増減し、特に栄養、肝臓、腎臓の状態で大きく変化します。
総蛋白の基準値は「6.5~8.2g/dL」です。
体験者の総蛋白は「7.7g/dL」で基準値内でした。前回の「7.5g/dL」より少し上昇しています。
総蛋白の健康診断結果で高い値の場合、悪性腫瘍、多発性骨髄腫、肝硬変、慢性肝炎、脱水症、高蛋白血症などを疑うことができます。
逆に低い値の場合、ネフローゼ症候群、肝障害、浮腫、低蛋白血症などを疑うことができます。
総蛋白は肝臓で生成されますので、基準値より低い場合は栄養が摂取できていなかったり、消化器が肝臓まで栄養をうまく運べないといった、他の臓器の病気も考えられます。
判定結果が正常値内でなかった場合は、放置していると悪化したり、すでに治療が必要な可能性もありますので、早めに専門医に診てもらい、適切な指示を受けるようにしましょう。
総蛋白が作られる肝臓は、人工臓器として実用化することが困難なくらい、臓器の中で非常に機能が多いことで知られています。
肝臓は生命を維持する上で必要な糖質、タンパク質、脂質の代謝をコントロールしています。
アンモニアを尿素へ変換したり、食物の消化を助ける胆汁を生成したり、アルコールを分解したり、常に活発に動いている複雑な臓器です。
一部に損傷があっても再生能力が強いので、病気などの諸症状が現れにくいです。
そのため、自覚症状が出る頃には非常に肝機能が低下し、病気が悪化していることもありますので、健康診断結果の異常値には敏感に反応しましょう。
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タンパク質は肉、魚、卵、牛乳、大豆などの食品に多く含まれています。タンパク質を摂ると消化管で分解され、数十種類のアミノ酸となって肝臓に運ばれます。肝臓ではアミノ酸を体内で吸収できるように製造します。製造された血液中のタンパク質は100種類以上あり、それらはアルブミンとグロブリンに分類できます。アルブミンは血液中の水分を一定に保ち、グロブリンは抗体を作る免疫機能を果たしています。この血液中のタンパク質の量に異常ですと、肝臓の製造機能が異常か、腎臓で作り出す尿の不具合でタンパク質が漏れてしまったかによります。私の場合は今は改善していますが、前者の肝臓の疾患が原因でした。 |
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