| 区分 | 項目 | 略号 | 基準値 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 便潜血 | 便潜血 | ST1 | (-) | - |
健康診断で便潜血を測る場合、右にのような専用の容器にあるスティックに便を少し付けて提出し、スクリーニング検査で測定します。
使用する採取キットで多少の違いがありますので、各医療機関の指示に従いましょう。
基本的には朝、トイレにトイレットペーパーを敷いて、便が水没しないようにクッションを作ります。
トイレットペーパーの上に乗っかった便の表面に対して、スティックでまんべんなくこすり取ります。これは1箇所に集中してこすると、採取した便の成分が偏ってしまうためです。
また、便には大腸に関連するあらゆる菌が含まれているため、30歳以上の人は定期的な便検査が有効です。
ただし、病気で出血しても少量であり、肉眼では識別できません。排泄された大便に血が混ざっているかを検出するためには、専門の機器で調べることになります。
便潜血の基準値は「(-)」です。
体験者の便潜血は「(-)」で基準値内でした。前回も「(-)」で変化はありません。
便潜血目の健康診断結果では食道、胃、十二指腸の腫瘍、炎症、大腸ポリープ、食道癌、大腸癌、痔などを疑うことができます。
便に目で見てわかる出血が確認できる場合、その便の色で障害部位が判断できます。
そのため、毎日の便の色を確認することも病気予防の1つです。なるべく、トイレ洗浄剤などは無色を選び、チェックする習慣を付けたいです。
赤茶けた便であれば、大腸下部、直腸などからの出血、赤黒い便であれば、大腸上部などからの出血、黒いタール便であれば、胃や十二指腸からの出血です。
また、消化器官に出血があると、便に血が混ざって潜血反応が陽性となります。さらに原因を特定するためには、大腸肛門科、泌尿器科などで診てもらいましょう。
判定結果が正常値内でなかった場合は、放置していると悪化したり、すでに治療が必要な可能性もありますので、早めに専門医に診てもらい、適切な指示を受けるようにしましょう。
一昔前までは日本人は大腸癌の発生率は少なかったですが、食生活の変化に伴い、高タンパク質で高脂肪の食事が増え、野菜不足から食物繊維の摂取が減少しました。
結果、1998年には大腸癌は胃癌を抜いて、死亡者数が30,000人を超えました。1950年より大腸癌の患者数は10倍以上に急増しています。
潜血反応が陽性であった人は、バリウム検査の結果も併用しながら、大腸の内視鏡検査を受診したいです。
また、早期で大腸壁の内側にある癌や、平べったい癌、進行しすぎた大腸癌では出血しにくいため、便潜血反応検査は陽性にならないために見逃されやすいのが問題点です。
さらに痔でも陽性になってしまいます。治療の必要のない痔の患者数は多く、余計な不安を煽ってしまうケースもあります。
ただし、大腸癌になる前段階とされるポリープは出血しますので、反応がある場合はすぐに再検査を行いたいです。
以前は動物性の食事を摂ると動物の血液にも反応していましたが、現在では精度が上がり、そのようなことはなくなりました。
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便潜血では太めのボールペン程度の大きさの採便容器で行います。最近ではキャップを回すとブラシが取り外せるようになっていて、便の表面をブラシでこすって採便できます。私は初めてではないですが、いつも抵抗があります。ただ、思ったよりも簡単であることは確かです。 |
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採取した便を専用の試薬を用いて検査することで、便の中に含まれるヘモグロビンを判定します。便の中に血が含まれているようならば、出血を伴う大腸癌や大腸ポリープなどを発病している可能性があり、古くから大腸癌のスクリーニング検査として行われてきました。当日は便が出るか不安なため、前日に採取することもできますが、暗く冷たい場所に保存する必要があり、夏は冷蔵庫にしまうことになるのには不衛生さを感じてしまいます。 |
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会社で行う定期健康診断などは年齢によって行う検査の数が変ります。一般的には35歳を境にして若年層向けの検査項目の少ないメニューと、それ以上の中高年以上向けの検査項目の多いメニューにわかれていることが多いです。健康診断の朝の便を採取して検査を行う便潜血反応検査は、中高年以上の検査項目になってから登場することが多く、私もまだ1回しか検査を行ったことがありません。 |
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私が以前に健康診断で便潜血反応検査を行った後に、医師から「最近ではこの便潜血反応検査の有用性については疑問が出ている」と言われました。なぜなら、この検査では便の中に含まれるヘモグロビンを判定することが目的のため、仮に痔の場合でも陽性反応が出てしまうらしいです。痔でも本人には自覚症状がなかったりするので、そういった時に被験者にいらぬ不安を与えてしまう恐れがありす。 |
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便潜血反応検査が陽性反応で、かつ原因が大腸癌などの症状で便に血が混じっているような状態であれば、それは出血を伴うほどに重症化していることを意味しています。つまり、出血しない程度の病状であれば。便潜血ではたとえ大腸癌があっても発見することができません。そうなると健康診断の目的の1つでもある「病気の早期発見」のためにはあまり意味を成さないです。 |
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