| 区分 | 項目 | 略号 | 基準値 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 喀痰検査 | 喀痰検査 | ES | (-) | - |
健康診断で喀痰検査を測る場合、喉の奥にある痰を採取して測定します。ツバを飲み込んで、深呼吸をすると、痰が出やすいです。
喀痰検査は喀痰に含まれる細胞や病的成分を測定し、肺癌が存在する確率を調べる検査です。3日間分の痰が必要なため、毎朝起きたときに自分で専用の容器に痰を取ります。
痰は寝ている間に気管支に溜まりやすいので、朝一番は溜まった痰のほうが1度に取れて効率的です。
食後のほうが痰が出やすい人などもいますので、実際はいつ採取しても構いませんが、食ペカスが痰に混ざると、悪性細胞と鑑別が困難となるため、口を綺麗に濯ぐことは忘れないようにします。
後は喀痰が塊の状態で変形しないように、容器を強く振って細胞バラバラにします。健康診断の中でも少々手間がかかる検査の1つです。
喀痰検査の基準値は「(-)」です。
体験者の喀痰検査は「(-)」で基準値内でした。前回も「(-)」で変化はありません。
喀痰検査の健康診断結果では肺癌、肺結核、気管支炎などを疑うことができます。
喀痰とは口ではなく、気管支から出された痰のことです。ほとんどの人はこの痰を口から出すことなく飲み込んでいますが、1日約100mLは排出しています。
この痰には肺の中に入ろうとする細菌やカビ、ゴミなどが混じっているため、これを調査することで肺や気管支など呼吸器の病気がわかります。
判定結果が正常値内でなかった場合は、放置していると悪化したり、すでに治療が必要な可能性もありますので、早めに専門医に診てもらい、適切な指示を受けるようにしましょう。
喀痰検査は健康診断の中では珍しい自己採取する検査です。そのため、正確な検査結果を得るためには慎重に行う必要があります。
痰を採取する場合、必ずうがいをして口の中をきれいにしておきます。食べ物の残りカスなどが痰の中に混ざると、癌細胞との鑑別が難しくなることを防ぐためです。
毎朝、3日間続けて採取するのは精度を上げるためで、仮に1日だけの場合は30%の検出率しか期待できません。3日分で70%以上、5日分では80%以上の検出率です。
また、個人でこの検査だけを受けたい場合は専用の検査キットが市販されています。喀痰を採取して検査機関へ郵送する仕組みは同じため、医療機関で検査を行う場合と全く同じ検査が可能です。
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喀痰検査が検査項目に加わるのは40歳以上で、喫煙量の多い人が中心です。ただ、肺癌の早期発見のためには喀痰検査が非常に有効なため、「対象者をもっと広げるべき」という声もあります。私はまだ30代ですが喫煙するので、念のため自費で受診するようにしています。私は会社の健康診断のオプションで受診しているので1,000円程度で受けられますが、病院では数千円の追加費用が取られてしまいます。 |
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私は毎年この検査を受けていますが、幸いがん細胞は見つかっていません。現在、喫煙する量は減らしていって、禁煙への準備をしています。仮に禁煙に成功しても不安は残るので、今後も定期的に検査するつもりです。健康診断の検査項目として、胸部レントゲン検査で異常がなければ喀痰検査は省略されることもあるようですが、肺癌に対する胸部レントゲン検査自体の有効性も疑われている現在、より確度の高い検査として喀痰検査は行うべきだと考えています。 |
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喀痰は「スプータ」とも呼ばれていますが、痰の採取は1週間以内に3日間分行わなければならないのが特徴ですが、これは検出の精度を上げるためです。1日分の痰だけでは検出精度はせいぜい50%程度で、それを3日間分検査することで80%以上の検出精度まで上げることができます。 |
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喀痰を採取するタイミングが朝一番が最も望ましいとされていますが、人によっては朝一番で痰を出すのが苦手な人もいるかもしれません。私もそうなので、医師と相談して食後などしばらく時間が経ってからの痰を採取するようにしています。口内が洗浄されている状態であれば、朝一番でなくとも構わないそうです。 |
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喀痰の中に癌細胞の剥がれ落ちた部分が含まれているかどうかを検査します。他の癌検査と異なるのは喀痰の中にがん細胞があるかどうかを目視で検査することです。通常、癌検査では血液採取を行って試薬を用いたり、成分分析を行うなどをして、癌の可能性を探りますが、この喀痰検査は熟練した技術者が目視で確認するのみです。目視ではあまり精度がよくなさそうな感じを受けるかもしれませんが、実際はタバコを吸う人の喀痰による癌の発見率は500~1,000人に1人と、かなり多いです。 |
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