1分でわかる健康診断!生活習慣病の予防を意識する

健康診断を毎年したほうがいい2つの理由

健康診断を毎年したほうがいい2つの理由

早期発見と早期治療ができると病気は怖くない

健康診断の目的は身体の異常を早期に発見し、早期の治療につなげることです。基準値ではない数値を知ることで、事前に病気を予防できますし、仮に病気が発症していても、初期であれば改善できない病気はありません。

今まで自分の感覚だけが頼りだった健康状態を、健康診断でははっきりと数値化させることができます。日常的に健康だと感じていても実は不健康だったり、病気の前兆が潜んでいるかもしれません。

たいていは風邪などで寝込んだときにのみ「心身ともに健康に過ごせるということは素晴らしい」と感じるくらいです。そのため、健康診断とは普段は客観視できない体調不良や体質改善をあえて認識して、日常生活を見直すきっかけにもなります。

過去の自分と比較することで変化がわかる

定期的に健康診断をする理由は子供であれば年齢相応の発育、大人であれば年齢的な体質を診ることになります。

その健康診断における基準値は日本人の平均値に基づいていますが、あくまで他人のデータの蓄積ですので、実は自分が健康にも関わらず、平均からはずれてしまうケースもあります。

だからこそ、定期的な健康診断を継続することで、変化の仕方から過去の自分と比較して判断することが大切です。毎年、しっかり定期健康診断を受けることを続けましょう。

日本人に多い生活習慣病に気をつける

健康診断で最も指摘を受ける病気が生活習慣病です。生活習慣病とは毎日の望ましくない生活の積み重ねで誘発する病気の総称であり、日本人の死因は50%以上がこの生活習慣病に関連しています。

軽度であれば、高血圧や脂質異常症など血管が詰まりやすい状態に留まりますが、主に摂取カロリーのダウンと消費カロリーのアップで数値が改善しますが、重度になると脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まってしまいます。

生活習慣病には糖尿病や脳梗塞といった代表的な16種の病気があり、さらに骨粗鬆症や月経異常、がんも生活習慣と深く関連しているため、これらも生活習慣病の一種と定めている医療機関も多いです。

病名説明
肥満症体重が増えて肥満状態になり、それが原因で高血圧や高血糖、膝などの関節が痛むなど、何らかの体の異常が起きている状態です。
脂質異常症(高脂血症)血液中のLDLコレステロールや中性脂肪が多すぎる病気です。脂分が多いと血管が詰まりやすく、心筋梗塞や脳梗塞を発症します。
高血圧血液が血管の中を通るときにかかる圧力が高くなるために、血管が損傷しやすくなり、脳卒中や心筋梗塞になる可能性が高いです。
糖尿病膵臓から分泌されるインスリンが不足し、体を動かすエネルギー源になるブドウ糖が細胞に運ばれずに、血液の中に溢れ出してしまう病気です。血糖値が上昇し、血管が詰まりやすく非常に危険な状態です。
脂肪肝脂肪肝は肝臓に脂肪が付いているだけですので自覚症状はありません。しかし、これが悪化すると肝硬変になってしまいます。
尿路結石腎臓で尿が作られて、尿管を通って膀胱に溜まっていき、尿道から排出されますが、この一連の尿路のどこかに結石ができる病気です。
脳卒中脳の血管が詰まったり、破れたりして、その先の細胞に栄養が届かなくなり、細胞が死んでしまう病気です。
脳梗塞心筋梗塞と同様に脳の血管を痛めて、血液が脳に届かない場合に、脳細胞が大量に壊死する病気です。日常生活が困難になっていきます。
心筋梗塞血液がドロドロになって狭まった動脈に血栓が詰まって、突然に発作が起きる状態です。改善が見られない場合、心臓周辺の細胞に酸素や栄養が届かず、壊死していきます。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)肺が次第に壊れて、機能を失っていく病気です。いくら吸っても空気が入ってこなくなり、だんだんと苦しくなるにつれて生存率が下がっていきます。こちらも喫煙などの生活習慣が原因になり得ます。
がんすべてではないですが、大腸がんや肺がんなどの一部のがんは生活習慣病が原因であり、生活を改善することで発症率を下げることができます。
骨粗鬆症最近では老人や閉経後の女性だけではなく、男性や若い女性もなる病気です。適切な栄養と適度な運動、女性はホルモン療法が必要です。
痛風(高尿酸血症)痛風になると全長もなく、関節が炎症を起こして腫れ上がってしまい、激痛が走ります。美味しい料理やお酒が飲むことを禁止されます。
歯周病普段は皮膚などで保護されているために血液内に細菌が入りにくくなっていますが、歯周病になると歯と歯茎の境目ができてしまい、そこにある毛細血管に歯周病菌がダイレクトに入ってしまいます。
月経異常月経異常は体型に関係なく発症しますが、実は若い肥満女性に多い症状です。過度に太っていたり痩せていると、女性ホルモンが変調して、放置した場合は妊娠が困難になってきます。
睡眠時無呼吸症候群日中に健康な活動をしていても、睡眠時に無呼吸状態になると、眠りの質が低下して、集中力や判断力が低下します。肥満の人がなりやすい病気です。

健康診断や人間ドックの結果を上手に利用する

健康診断の結果では値が正常な範囲に収まっているかに注目しつつ、昨年や一昨年の検査結果と比較して、自分の体にどのような傾向にあるのかを確認することも大切です。

数値が段々と異常値に近づいているような場合には、生活習慣の見直し、改善を実践する必要があります。異常が指摘された場合はアドバイスがきちんと示されますので、可能なところから生活習慣を改善していきましょう。

精密検査の指示があれば、放置せずにできるだけ早く受けます。プラス思考に考えずに、積極的に勇気を持って病院へ行くことが一命を取り留めることもあります。

病気とは早期であればあるほど、治療にかかる時間は短くて済みます。通院と入院にかかる費用もより少なくなります。

健康診断は毎年必ず1回は受けたいです。より精密な人間ドックは「100÷年齢」が人間ドックの受診間隔に最適とされています。例えば、年齢が45歳の人であれば「100÷45歳=2.2年」ですので、小数点以下を切り捨てて、2年に1回となります。

人間ドックの受診間隔=100÷年齢

あなたの健康は家族の健康でもありますので、心身ともに充実した毎日を送るためにも、健康診断の結果は理解できるようにしたいです。

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公開日公開日 2008.08.16
更新日更新日 2017.09.25

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メディチェ編集部
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健康診断結果の見方を徹底解説。血液検査やがん検診などの基準値、関連する病気、治療法、体験談を紹介しています。

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