体重 - 平均値は男性66.0kg&女性53.0kgで増加傾向

健康状態に大きく影響する体重

体重

体重の健康診断の内容

区分 項目 基準値
身体測定 体重 男性平均 
66.0kg
女性平均 
53.0kg

20歳以上の体重の平均値は男性が66.0kg、女性が53.0kgです。全年齢の平均値は年齢別の体重の平均値、身長に関しては年齢別の身長の平均値に掲載しています。

単に体重が重いだけでは健康への悪影響はないため、身長とのバランス、腹回りなどの脂肪の付き方、体脂肪率などから総合的に判定します。その場合はメタボ健診肥満度が有効です。

一般的な健康診断ではデジタル体重計で体重を量りますが、病院によっては体脂肪などを算出する体重体組成計を使用する場合や、身長と同時に測定できる計測器を使用します。

男性体験者の体重は63.8kgで平均より低めでした。過去は66.9kg、61.4kg、62.7kgで増えた時期もありましたが、いずれにしても身長が179cmですので、肥満度は普通に属しています。

体重の結果で疑える病気

結果原因
太りすぎ
  • 遺伝による影響
  • 高血圧
  • 動脈硬化
  • 肥満症
  • 脂質異常症
  • 高尿酸血症
  • 脂肪肝
  • 糖尿病
  • 胆石症
  • 心疾患(狭心症や心筋梗塞など)
  • 痛風
  • 変形型膝関節症
平均値より重い
  • 特に異常なし
平均値より軽い
  • 特に異常なし
痩せすぎ
  • 遺伝による影響
  • 栄養不足
  • 拒食症
  • 免疫力低下
  • 糖尿病(中期)
  • 大腸疾患(大腸ポリープや大腸がんなど)
  • バセドウ病
  • 胃疾患(胃炎や胃がんなど)
  • 悪性腫瘍
  • うつ病

身長と比較して太りすぎの人は高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、脂肪肝、糖尿病、胆石症、心疾患、痛風などを疑うことができます。

ただし、体重が多くても必ずしも病気になるわけではありません。病気になる手前の初期症状を見逃さないことが重要です。例えば、体重の増加とともに視力が弱まったり、急激な冷え症や便秘、手足の腫れ、今まで以上の息切れや動悸がするケースなどが該当します。

身長と比較して痩せすぎの人は拒食症、大腸疾患、バセドウ病、胃疾患、悪性腫瘍などを疑うことができます。いずれにしても標準体重に近いほど、健康的と判断できます。

体重は過去の自分と比較した毎年の変化が重要です。ダイエットを意識せずに体重の減り方が急激な場合は、重い病気を患っていることもあります。健康診断の他の項目で異常値が見つかることが多いですが、異常がない場合でも適正体重に戻すように努力したいです。

年齢別の体重の平均値

年齢男性(kg)女性(kg)
1歳10.410.0
2歳12.812.1
3歳14.213.8
4歳16.515.8
5歳18.518.2
6歳(小学1年生)20.420.4
7歳(小学2年生)23.423.4
8歳(小学3年生)26.224.8
9歳(小学4年生)29.829.5
10歳(小学5年生)32.932.5
11歳(小学6年生)37.137.2
12歳(中学1年生)42.243.1
13歳(中学2年生)45.845.9
14歳(中学3年生)51.947.2
15歳(高校1年生)57.249.0
16歳(高校2年生)58.149.1
17歳(高校3年生)61.053.8
18歳61.250.9
19歳62.447.1
20歳64.651.6
21歳64.351.9
22歳65.051.1
23歳64.351.5
24歳64.950.6
25歳67.354.5
26~29歳66.552.0
30~39歳69.253.0
40~49歳70.554.7
50~59歳68.055.2
60~69歳64.753.2
70歳以上61.450.3
年齢男性(kg)女性(kg)
全年齢60.249.6
20歳以上66.053.0
20~29歳65.751.8
60~64歳65.153.0
65~69歳64.252.8
70~74歳62.451.8
75~79歳62.351.3
80歳以上58.747.3

総務省「平成22年 国民健康・栄養調査」

体重に関する補足情報

日本人の肥満率は増加傾向

日本人の体重は増加傾向にあり、食生活の欧米化が原因です。例えば、アメリカ人の肥満率は30%を超えていて、日本人は3%が5~6%にアップしています。

それでも成人の平均体重は低いですが、40歳以上になると内臓脂肪型の肥満に高血糖、高血圧、高脂血症などが組み合わさったメタボリック症候群の人が増えていることがわかります。

健康診断結果からも体に必要以上の脂肪があると、内臓に負荷がかかって生活習慣病などの障害が出やすくなります。

一方、体型に注目すると、男女で異性に対する意識の差が統計結果に出ています。男性が思う女性の理想体型は、女性自身が思っているより痩せではありません。女性が思う男性の理想体型は、男性自身が思っているより筋肉質ではありません。

無理なダイエットは健康を害する場合がありますので、健康診断結果と見比べて、健康的な理想体重を目指しましょう。

体重の体験談

良い

食事と運動以外による体重増加には、憂鬱感や不安感などのストレスによる要因も考えられます。肉体的ではなく精神的な影響で基礎代謝が落ちるだけではなく、エネルギーの吸収率が高まります。

私もストレスがあるときは食べすぎるくせがあり、ダイエットのためにはまずはリラックスできるように意識しています。

良い

ダイエットに成功したら健康診断のほとんど数値が下がりました。適性体重が健康と深くつながっていることがわかりました。

普通

私の身長に対する平均体重は67kgですが、79kgもあります。しかし、風邪を引いたときについでに医師に体重増加について聞いてみたところ、「健康診断で異常がない人の体重増加は、食べすぎと運動不足、偏った食生活が原因です」と言われました。

普通

中年期以降の人にとっては、身長よりも体重の変化こそが健康上で最も留意する必要のあるポイントになります。特に近年メタボリック症候群の予防のために一定年齢を超えた人は必ず身長、体重、腹囲を計測するようになりました。私もその1人です。

これは2008年から始まった比較的新しい計測方法ですが、新しく加わった腹囲計測によって、蓄積された脂肪の量を観察し、一定の腹囲を超えた場合は脂肪過多としてメタボリック症候群の疑いがあると診断されます。

普通

体重は本来、成長期以降はあまり変化する理由がありません。健康的な生活である「消費カロリー=摂取カロリー」が保たれている限りは、大幅に体重が増減する可能性は低いためです。

しかし、中高年以降なりそれまでに比べて運動量が減り、筋肉の量が減っていくことで、消費カロリーも自然と減っていきます。

それにもかかわらず、私のように生活習慣が悪く、乱れた食生活を続けることで摂取カロリーが過多となり、結果として体重が大幅に増え、メタボリック症候群になるリスクが高くなります。

悪い

会社の同僚と健康診断結果を見比べてみたら、総コレステロールや中性脂肪が高い人は、全員体重が平均以上でした。

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公開日公開日 2011.09.14
更新日更新日 2017.09.23
執筆者Kirito Nakano

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