標準体重 - 計算式は「身長×身長×22」で医学上の理想体重

美容体重より少し重めな標準体重

標準体重

標準体重の健康診断の内容

区分 項目 基準値
身体測定 標準体重 男性平均 
61.6kg
女性平均 
52.3kg

標準体重とは年齢別の体重の平均値理想体型とは異なり、身長に対する標準的な体重のことです。標準体重は20歳以上の男性の平均身長が167.3cmのために61.6kg、20歳以上の女性の平均身長が154.2cmのために52.3kgとなっています。

健康診断で標準体重を量る場合は「標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22」という式を使い、身長と体重から算出します。標準体重は成人の目標体重の指標となります。

男性体験者の標準体重は70.5kgで平均より高めでした。過去の70.3kg、70.1kg、69.9kgよりも身長が変動した分、少し上昇しています。

ちなみに子供の場合は身長に対する体重が少ないために「標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×身長(m)×13」の式が当てはまります。

標準体重の結果で疑える病気

結果原因
35歳以上で標準体重より10kg以上重い
  • 遺伝による影響
  • 高血圧
  • 動脈硬化
  • 肥満症
  • 脂質異常症
  • 高尿酸血症
  • 脂肪肝
  • 糖尿病
  • 胆石症
  • 心疾患(狭心症や心筋梗塞など)
  • 痛風
  • 変形型膝関節症
35歳以上で標準体重より10kg以上軽い
  • 遺伝による影響
  • 栄養不足
  • 拒食症
  • 免疫力低下
  • 糖尿病(中期)
  • 大腸疾患(大腸ポリープや大腸がんなど)
  • バセドウ病
  • 胃疾患(胃炎や胃がんなど)
  • 悪性腫瘍
  • うつ病

標準体重の計算式で身長の2乗にかける「22」という数字は、BMIのおける理想値になります。そのために標準体重は参考値であり、BMIが22からどのくらい離れているかを確認することも大切です。

身長に対する標準体重よりも体重が大きくオーバーしている場合、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、脂肪肝、糖尿病、胆石症、心疾患、痛風などを疑うことができます。

特に年齢が35歳以上で標準体重より10kg以上も体重が多い人は、すでに血管や内臓が老化していたり、長年放置してきた影響で病気の兆候が見られ、治療が必要な場合もあります。

若い人もいずれは血管や内臓に負担がかかってきますので、早めに専門医に適切なアドバイスを貰うようにしましょう。

標準体重に関する補足情報

標準体重より約5%低い美容体重

一般的には「標準体重は太めに作られている」と認識している人が多いですが、標準体重とは医学上で生命を維持するために最も適切である体重、健康的に生活するために最適とされる体重と定義されています。

つまり、標準体重は病気にかかりにくく、最も長生きできると想定している体重のことです。一般的に美しいプロモーションとされる体重は「美容体重」と呼ばれ、標準体重とは別の数値になります。

標準体重は太めではなく、現代の美容体重の基準が標準体重と差があるということです。美容体重は個人によって感じ方が異なりますが、標準体重より5%ほど落とした体重とされています。

標準体重の体験談

良い

例えば、身長175cmの男性の標準体重は67.4kg、身長155cmの女性の標準体重は52.9kgとなっているので、私たちのイメージする理想的な体重からするとやや重めの体重になっています。

良い

標準体重は基準があるわけではありません。標準体重は医学的な見地から健康的な生活を送るために、適切と考えられる体重を統計的に割り出しているからです。

あくまでも統計的な結果ですし、定量的な裏付けがあるわけでもないので、実際には何種類も計算式が異なる標準体重が存在しています。

代表的な標準体重の計算式としては「身長-100cm」のブローカ法や「(身長-50cm)÷2」の加藤法などがあります。それ以外にも桜井法やジョーンズ法などがあり、結果的に標準体重は解釈によって10kg近くの差異が出てきます。

こうした混乱のため、統一した基準を作る目的でBMIが広く使われるようになったという経緯があります。健康診断で記載される標準体重はあくまでも参考として捉えるべきと私は考えています。

ただし、どの計算方法でも平均的な数値よりも20kg以上体重が重い場合は肥満体重となるため、食事制限と運動療法によって標準体重へ近づける必要があります。

普通

この標準体重は私たちが一般的に考える理想的な体重と比較すると若干重めになっているので、理想のプロポーションを維持したい人は参考にならない数値です。

そのため、女性で標準体重を意識する人は少なく、一時的に太ったときの言い訳として「まだ標準体重よりは低い」といったように、安心材料の1つにしかならない気がします。

普通

標準体重は「標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)」で算出されます。この22という数値は、BMIの標準値22から来ています。ただ、公式を見れば分かるように、BMIを元にして出される標準体重には体脂肪率の概念は含まれません。

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公開日公開日 2011.09.14
更新日更新日 2017.09.23

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メディチェ編集部
メディチェ編集部
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