視力 - 眼が疲労していると普段よりも視力が下がりやすい

急激な視力の低下は目の病気が疑われる

視力

視力の健康診断の内容

区分 項目 基準値
視覚 視力 1.0~

視力を計るときは右目と左目を交互に測定します。裸眼視力と矯正視覚の区別をせずに、視力検査のみが実施されることが多いです。

視力検査ではランドルト環というC字型に切れ目のついた輪を使って、切れ目の方向を当てることが一般的です。以前はランドルト環が描かれている視力検査表から3mや5m離れたところに立ち、片眼を隠して穴の開いた方向が見えるかどうかで判定しました。

視力検査機現在では写真のような機械を使うことが多いです。穴を覗き込むと0.1~2.0のランドルト環が書かれており、どこまで見えるかを測定します。

視力の基準値は1.0~です。以前の基準値は0.8~でしたが、2012年4月に変更されました。視力1.0とは直径が6.0mm、切れ目と環の幅が1.2mmのランドルト環が認識できる状態です。

健康診断における視力とは、裸眼だけではなく、メガネやコンタクトレンズを使用した矯正視力の場合の測定値です。検査時にメガネやコンタクトをしている場合は、事前に申告することで健康診断結果に「メガネ着用」などと記載されます。

今回、体験者の視力は裸眼で右1.5と左1.2で基準値でした。過去は右1.2と左1.5、右1.5と左1.2、右1.2と左1.5で、毎回同じような結果です。

視力の結果で疑える病気

結果原因
2.0以上
  • 特に異常なし
  • 過渡矯正(レーシック手術による後遺症)
1.0未満
  • 体調による影響
  • 遺伝による影響
  • 近視
  • 乱視
25歳以上で急激な視力低下
  • 体調による影響
  • 近視
  • 乱視
  • 角膜疾患(水疱性角膜症や角膜ジストロフィーなど)
  • 白内障
  • 飛蚊症
  • 黄斑ジストロフィー
  • 網膜疾患(網膜動脈閉塞症や網膜剥離など)
  • 網脈絡膜炎
  • 視神経疾患(視神経炎や圧迫性視神経症など)
  • 緑内障

1.0以上が見えない場合は近視と判断されます。ただし、視力の検査で分かる近視や乱視を病気と呼ぶことは少なく、眼底検査で発見できる白内障、緑内障、動脈硬化などが、一般的には眼の病気とされています。

健康診断ではメガネやコンタクトを作るときの検査よりも、シンプルに視力を測るだけです。屈折検査、視野検査、ベースカーブなどは実施しませんので、視力以外の物の見え方に関する病気は検出できません。

しかし、成人を過ぎてから急に視力が弱まってきた場合、単なる近視ではなく、視力を構成する角膜、水晶体、黄斑、網膜、視神経などに異常が発生している場合も疑われます。

急激な視力低下は内臓疾患の疑いもあります。そのまま放置していると悪化したり、すでに治療が必要な可能性もありますので、早めに専門医に診てもらい、適切な指示を受けるようにしましょう。

眼の検査では視力だけではなく、眼底検査も行ってもらうことで、体内の異常をいち早く発見することもできます。眼底検査では真っ暗な部屋で瞳孔に光をあてて、眼の奥の血管状態を医師に直接観察してもらいます。動脈と静脈の血管状態で眼の状態から動脈硬化までも判定します。

また、近視はピントを合わせる毛様体筋が柔軟に動かなることで起こる現象です。そのため、視力を回復するには目の周りの筋肉をトレーニングすることが一般的です。詳しくは近視になる仕組みでも解説しています。

視力に関する補足情報

前日に目を休めると視力がアップする

普通免許では矯正視力で両眼で0.7以上、片眼で0.3以上が必要ですが、一定以上の視力が必要な職業も多いです。例えば、警察官、消防官、自衛官、客室乗務員、法務教官なども、裸眼視力で0.6~0.7以上、矯正視力では0.7~1.0以上が求められます。

これらの職業該当する人は、健康診断の直前や前日の行動には注意が必要です。視力検査でも前日に眼を酷使していると視力が落ちるケースもありますので、なるべく眼精疲労は溜め込まないようにしましょう。

パソコンやスマホで眼を酷使する機会を増えたため、眼球には疲労が蓄積されて、眼球全体が非常に敏感になっています。充血が続いたり、眼が重くなったり、かゆくなったときは眼をお休みするサインです。

ちなみに両眼視力は片眼視力よりも10~20%ほど、よく見えます。特に乱視がある場合は片目よりも30%程度よく見える人もいます。

視力の体験談

良い

視力の基準値は裸眼視力で1.0あれば良好と言えます。運転免許証の視力検査では両目の視力が0.7以上であれば、裸眼での運転が許可されることから0.7が視力の基準となっています。0.7以下の視力の場合は近視や乱視などの視力異常となります。

これを回復させる方法は残念ながらありませんが、コンタクトレンズで矯正したり、レーシックで視力を上げる方法で回復することはできます。私はレーシックを受けて8年経ちますが、両目とも1.2でまったく問題なく過ごしています。

普通

両眼視力の検査で分かる病気は、近視、遠視、乱視などの視力そのものに関係する病気です。年齢が若い場合は定期的に視力を測定しており、さほど変化がないようであれば重篤な眼病などの恐れは低いです。

ただし、高齢の場合は緑内障や白内障などの病気になる可能性が高まるため、急激な視力の低下などがあった場合は医師に相談するべきでしょう。私の場合は仕事で視力が下がっただけでした。

普通

両眼視力の検査はCのマークでよく知られるマークを一定の距離から片目で見てその輪の切れ目の方向を答える検査です。このCのマークは「ランドルト環」と呼ばれています。

検査の際にマークを見る距離については、一般的には3mや5mの距離から視力検査表を見て検査を行いますが、最近では私の病院も同じく穴を除く機械で行なっています。

普通

両眼視力の基準値は0.8以上とされており、この視力は直径6.0mm、Cの切れ目の幅が1.2mmのランドルト環を正確に認識できる状態のことを言います。

人によっては普段からメガネやコンタクトレンズなどの矯正器具を使用している人がいますが、その場合は何も付けない状態で視力を測定する裸眼視力と、普段と同じように矯正器具を付けた状態で測定する矯正視力の両方を計測することもあります。

ただし、通常の健康診断においては矯正視力のみを計測することが多いです。これは普段の生活の状態と同じ条件でのみ測定をしておけば、便宜上問題ないという理由だそうです。

普通

視力は普段の生活の中で極めて重要なポイントになるため、年齢に関わらず毎年必ず健康診断で検査することになっています。

小型の機械に直接目を当てて、機械の中に投影されるランドルト環を見ながら視力を検査する方法が一般的ですが、私が通っている病院ではまだ壁に貼られたランドルト環で視力を計っていました

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公開日公開日 2011.09.14
更新日更新日 2017.09.23

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メディチェ編集部
メディチェ編集部
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健康診断結果の見方を徹底解説。血液検査やがん検診などの基準値、関連する病気、治療法、体験談を紹介しています。

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