LDLコレステロール - 基準値以上になると血流が鈍る

脂っこい食事で増えるLDLコレステロール

LDLコレステロール

LDLコレステロールの健康診断の内容

区分 項目 基準値
脂質代謝 LDLコレステロール 60~119mg/dL

LDLコレステロールは悪玉コレステロールのことで、肝臓で処理するはずの余分なコレステロールを体内にばらまいてしまう働きがあります。LDLコレステロールの増加は生活習慣病の原因にもなり、常に注意が必要です。

健康診断でLDLコレステロールを計る場合、HDLコレステロールなどと同様に血液検査から診断します。LDLコレステロールの基準値は60~119mg/dLです。以前の基準値は60~139mg/dLでしたが、2012年4月に変更されました。

体験者のLDLコレステロールは83mg/dLで基準値内でした。過去は91mg/dL、70mg/dL、85mg/dLで大きな変化は見られません。

LDLコレステロールの結果で疑える病気

結果原因
基準値より高い
  • 体調による影響
  • 遺伝による影響
  • 加齢による影響
  • 高血圧
  • 動脈硬化
  • 肥満症
  • 脂質異常症
  • 高尿酸血症
  • PAD(末梢動脈疾患)
  • 糖尿病
  • 胆石症
  • 腎臓疾患(腎硬化症や腎不全など)
  • 脳疾患(脳卒中や脳梗塞など)
  • 甲状腺機能低下症
  • 心疾患(狭心症や心筋梗塞など)
  • 喫煙者
基準値より低い
  • 体調による影響
  • 遺伝による影響
  • 肝臓疾患(肝炎や肝硬変など)
  • バセドウ病

LDLコレステロールの健康診断結果で値が高い場合、高血圧、動脈硬化、脂質異常症、糖尿病、腎臓疾患、甲状腺機能低下症、心疾患などを疑うことができます。

この中でも最初に起こりやすい病気は脂質異常症です。血管の中を流れている血液にLDLコレステロールが多く含まれています。一般的には「ドロドロ血」と呼ばれ、血管が破れたり詰まったりして、大変に危険な状態です。

120~139mg/dLでは脂質異常症のリスクがまだ低いですが、動脈硬化も徐々に進行します。今のうちに食事、運動、節酒、禁煙を改善したいです。

これが140mg/dL以上になると、処方箋を出されるレベルに達します。高血圧や動脈硬化が進みますが、両方とも自覚症状がないため、日常生活では気が付きません。

何も改善策を取らなかった結果、次の健康診断では200mg/dLを超えてしまい、血流が突然詰まる心筋梗塞や脳梗塞が起こるリスクが高まります。

LDLコレステロールを基準値に戻すためには、不飽和脂肪酸やタウリンを多く含むサンマ、イワシ、サバなどの青魚、貝類、イカやタコが有効です。食物繊維やビタミンEが豊富な緑黄色野菜、納豆、果物も期待できます。

また、体脂肪率が高い人は中性脂肪が多く、中性脂肪が多い人はLDLコレステロールの値も高くなりやすいです。筋肉を傷めないウォーキングや水泳も効果的ですし、ランニングで筋力増加と脂肪減少を促すこともできます。

LDLコレステロールに関する補足情報

弾力性が失われると血管は破れやすい

LDLコレステロールの増加で起こりやすい動脈硬化は、動脈の内壁にコレステロールが溜まって、血管周辺の組織が硬くなり、血流が滞る症状です。

血管の弾力性が失われるので、少しの刺激で血管が破れてしまうことがあります。動脈硬化は血管の老化現象でありますので、健康な人でも年齢を重ねると、徐々に動脈硬化にはなっていきます。

しかし、LDLコレステロールによる動脈硬化は血液循環の悪化による病気を誘発します。心筋梗塞や脳梗塞といった突然死に繋がることは認識しておきたいです。

LDLコレステロールの体験談

良い

LDLについては脂分の多い食事を続けるとすぐに上がってしまいます。食事内容を見直すことが最も効果的で手軽なコレステロール値のコントロール法である以上、日々のバランスの良い食生活に気を使うことが重要と言えます。

食事で上がりやすいので、逆に食事で下がりやすくとも言えます。私は健康診断の2週間くらいから食事を魚中心にして、引っかからないようにしています。

普通

HDLとLDLはどちらも同じタンパク質であり、どちらもコレステロールを運ぶのですが、善玉と悪玉と区別されている理由はその働きによります。

HDLが血管壁などから余分なコレステロールを取り除いて肝臓に運ぶ機能を持っており、LDLは逆に肝臓からコレステロールを体の各部位に運ぶ機能を持っています。

私は食事の内容を改善するとLDLコレステロールは減りましたが、HDLコレステロールはそこまで変動しませんでした。

悪い

LDLも含めてコレステロールは細胞膜やホルモンの原料になるもののため、体を維持するために非常に重要なものであることです。私はコレステロールが悪という認識を持って過剰に脂質の摂取を制限するしてしまい、体調不良でダウンしてしまいました。

悪い

LDLコレステロールは「悪玉コレステロール」と呼ばれるコレステロールです。その理由は肝臓から末梢神経へコレステロールを運ぶためで、私はこのLDLコレステロールが200mg/dLを超えていました。

LDLコレステロール値が高いとで血管が詰まりやすく、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高くなります。LDLコレステロール値を下げるには、運動、食事、休息が基本とされていますが、なかなか改善しません。

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公開日公開日 2011.09.14
更新日更新日 2017.09.03
執筆者Kirito Nakano

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