乳房エコー(超音波)検査 - 3,500円の料金で乳がんを診断

急激に増加している乳がんを探す乳房エコー検査

乳房エコー検査

乳房エコー検査の健康診断の内容

区分 項目 基準値
乳房・生殖器 乳房エコー(超音波)検査 所見なし

乳房エコー検査は乳腺に液体が溜まる乳腺のう胞、良性のしこりである線維腺腫、悪性腫瘍の乳がんといった乳房の病気を捉えることができます。

食生活などの生活スタイルが欧米化するに従い、日本では乳がんを発生する女性が増えてきました。乳がん検診では医師が乳房を手で触って、しこりの有無を確認する触診も行われています。

しかし、触診では数ミリ程度の小さいしこりは見逃してしまうため、乳がん検診では乳房エコー検査やマンモグラフィ検査が推奨されています。乳房エコー検査の料金は3,500~5,000円、マンモグラフィ検査の料金は4,500~6,000円です。

乳がんの発生率は増加傾向健康診断で乳房エコー検査を計る場合、腹部エコー検査などと同様に超音波を当てて測定します。超音波は音の一種ですので放射線の影響がなく、妊婦でも受診できます。

最初に皮膚にゼリー状の液体を塗って、そこに機械を当てると、乳房の内部が画面に表示されます。検査時間は10~15分程度です。

乳房エコー検査の基準値は「正常」です。体験者の乳房エコー検査は正常で基準値内でした。前回も正常で変化はありません。

乳房エコー検査の結果で疑える病気

結果原因
所見あり
  • 体調による影響
  • 遺伝による影響
  • 加齢による影響
  • 乳腺のう胞(乳腺に液体が溜まる)
  • 線維腺腫(乳腺にできた良性腫瘍)
  • 乳管拡張(乳管が拡張している)
  • 乳管内乳頭腫(ホルモンの変化でできたポリープ)
  • 過誤腫(脂肪が変形した良性腫瘍)
  • 脂肪腫(脂肪を含んだ良性腫瘍)
  • 粉瘤(皮膚が膨らんでいる)
  • 乳瘤(ミルクが溜まって膨らんでいる)
  • 乳がん

乳房エコー検査で所見ありの場合は、乳腺のう胞、線維腺腫、乳管内乳頭腫、乳管拡張、過誤腫、脂肪腫、粉瘤、乳瘤、乳がんなどを指摘されます。

仮に健康診断で異常が見られた場合はその内容を確認しましょう。乳がん以外は特に治療をする必要はなく、基本的には経過観察を続けます。炎症を起こして痛みが発生したり、膨らみが大きくなったときは、乳腺外科、形成外科、皮膚科などで治療を行います。

例えば、乳腺のう胞は乳腺に液体が溜まる症状であり、体中にできるのう胞が乳腺にできた症状です。線維腺腫は良性腫瘍であり、乳がんに変化することもありません。乳管拡張は乳管が拡張した状態です。

乳管内乳頭腫もホルモンの変化でできたポリープです。過誤腫や脂肪腫は脂肪を含んだ良性腫瘍で、こちらも乳がんになりません。粉瘤は皮膚が膨らんだ状態、乳瘤はミルクが溜まって膨らんだ状態で、いずれも良性腫瘍です。

また、60歳以上の男性も乳がんになるにことがあり、全症例の約1%を占めます。症状や治療法は女性の乳がんと同じです。

乳房エコー検査に関する補足情報

マンモグラフィ検査のほうが乳がんは発見できる

乳腺に関する病気の早期発見には乳房エコー検査に加えて、視診と触診を併用することが望ましいです。さらに乳房エコー検査の代わりにマンモグラフィ検査をすることも一般的です。

乳房エコー検査とマンモグラフィ検査の違いは、乳房エコーは超音波を使っていますので、痛みや放射線などによる体への負担がありません。妊娠中や妊娠の可能性がある人、どの年齢でも使うことができます。

一方、マンモグラフィ検査は乳房エコー検査よりも細かい乳がん、石灰化した乳がん、広範囲にわかる乳がんが発見できます。ただし、個人差はありますが、痛みを伴ったり、年齢や乳房の形状によっては検査できません。

マンモグラフィ検査は乳房を透明の圧迫板で平らにはさんでレントゲン撮影します。微細石灰化という生まれたばかりのとても小さな乳がんを見つけることに役立ちます。

乳管の中にある非浸潤がんという状態を見つけることもでき、がんが全身に広がる危険のないうちに取り除くことも可能です。

乳房エコー検査の体験談

良い

通常の健康診断のメニューではありませんが、どの定期健診でも乳房エコー検査は女性向けのオプションとして用意されています。乳房に非常に高周波な音波を当て、その反射波の性質から乳房の内部を画像化して診断を行います。

普通の状態では確認することの難しい乳房の内部の様子を画像化することで、乳房に関する病気の早期発見を行うことが目的です。私は2年に1回ほど受けています。

良い

マンモグラフィー検査もよく知られていますが、マンモグラフィー検査はX線を用いた撮影を行うために、少量ではあっても放射線を浴びることになりますし、乳房を強く圧迫しなければ検査ができないため、被験者にとって負担が大きいという問題もあります。

それと比べると乳房エコー検査は圧迫の必要もなく、放射線も使用しないために体への負担がほとんどありません。私はマンモグラフィー検査と比べて短く、10分程度で終わることや必要な料金も数千円ですので、定期健診のオプションとしてよく利用しています。

良い

私も30代になってから会社の定期健診時に毎回オプションとして追加するようにしています。今のところ異常は見つかっていませんが、女性の20人に1人が乳がんの可能性があるとされているため、わりと危機感を持って検査を受けています。

良い

私が受けている検査では毎回女性医師による触診と視診も付いているので、乳房のしこりを普段からどうやって見つければ良いのか、触る場所やしこりはどんなものなのかなどについて教えてもらっています。

そこで習った方法で自分の乳房を触ってしこりがないかどうかをチェックするようにしているので、もし今後しこりができるようなことがあっても早い時期に発見できるのではないかと思っています。

ただ、気づけるレベルになると1cm以上の大きさになっているので、やはりエコー検査は欠かせません。

普通

前回の検査の時に言われたことは「マンモグラフィー検査も併用したほうがより精度の高い検査ができる」ということでした。

乳房エコー検査とマンモグラフィー検査はそれぞれ腫瘍を発見しやすい箇所が異なっているらしいです。乳房エコー検査は乳腺の中の腫瘍、マンモグラフィー検査は脂肪の中の腫瘍が見つけるとのことでした。

両方を併用して検査することが早期発見のためには効果的ということなので、今後は両方を受けるようにしようかと考えています。最近では地方自治体とNPO法人が無料で実施する乳がん検査もあるようです。

普通

健康診断のオプションで乳がん検診の項目を選択することができます。乳がん検診で行われる検査には触診、マンモグラフィー検査、乳房エコーの3つです。

ただし、マンモグラフィー検査はX線検査であるために被曝するデメリットがあり、妊娠中は受けられません。さらに検査時には乳房を平らに潰した状態でレントゲン撮影を行うため、強い痛みが伴います。

一方、乳房エコーは超音波を利用するため、乳房の内部の状態を映像化でき、痛みもまったくなく、妊娠中でも受診することができます。

そのため、私は乳房エコーを選択したのですが、乳房エコーでしこりが見つかったにもかかわらず、乳房エコーではしこりの区別がつきにくいとのでした。良性の乳腺症と乳がんの症状かは明確にはわかりません。

良性や悪性が診断できない場合、私のように追加でマンモトーム生検や乳管内視鏡検査などの精密検査を行うことになります。結果的に良性のしこりで安心しましたが、しこりがあった場合は2度手間になりそうです。

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公開日公開日 2011.09.14
更新日更新日 2017.09.03

著作・制作など

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メディチェ編集部
メディチェ編集部
執筆・編集
健康診断結果の見方を徹底解説。血液検査やがん検診などの基準値、関連する病気、治療法、体験談を紹介しています。

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