鼻づまりや鼻炎の解消法!腫れ上がった鼻甲介を収縮させる

鼻が詰まって息苦しくなる仕組み

鼻が詰まって息苦しくなる仕組み

鼻づまりは鼻過敏症の一種であり、その中でも鼻炎は花粉やハウスダストで発症します。鼻づまりが起きると鼻の中では鼻水が留まっていて、それを取り除こうと鼻をかみます。

ただ、空気が通らずにかめなかったり、鼻水が出てもスッキリしなかったりします。これは実際に鼻を詰まらせているのは鼻水ではなく、実は鼻の中にある鼻甲介(びこうかい)が腫れていることが原因です。

鼻が詰まるプロセス鼻甲介は通常、呼気を加湿したり、温度を調整する役割があり、空気中のチリやホコリを吸着してくれます。

鼻炎は「鼻の炎症」と書きますが、正確にはこの鼻甲介が赤く腫れ上がる状態です。ひとたび鼻炎が起こると、この鼻甲介が一気に膨らんで、鼻の通りを悪くします。

特に風邪やアレルギー性疾患では、鼻づまりがキツくて、鼻で息もできずに口で呼吸をするしかないときがあります。

そのような鼻づまりを解消するには、鼻水を取るだけではなく、赤く腫れ上がった鼻甲介を収縮させることが重要です。

例えば、内服薬や点鼻薬を投与することで、鼻甲介の粘膜の下にある細胞の炎症を静めて、鼻通りを改善します。

ツボを押すことで血液の流れを良くしたり、温めて血液循環を促すこと、冷やして収縮させたりことも有効な手段です。

起きているときに顔や頭を動かしたり、寝ているときに横向きになって、一時的に鼻甲介を左右どちらかに寄せるだけでも鼻通りは良くなります。

鼻を詰まらせる原因になる鼻の病気

病名説明
急性鼻炎ウイルスや細菌で、鼻腔内の粘膜が一時的に腫れます。透明や白い鼻汁、くしゃみが発生し、鼻声になります。
慢性鼻炎鼻腔の粘膜が厚くなる慢性肥厚性鼻炎が主な原因であり、常に粘膜が炎症を起こしやすい状態です。
萎縮性鼻炎慢性鼻炎に属しており、粘液を分泌する細胞が極端に減少して起こる鼻炎です。鼻の粘膜を切除した人に発症しやすいです。
アレルギー性鼻炎スギなどの大量の花粉、自然食以外の食品の増加、非自然環境での生活による公害などがアレルゲンとなり、炎症を引き起こします。
血管運動性鼻炎温度差やストレスなどが原因で、アレルギー性鼻炎と同様の症状が起こる鼻炎です。
鼻閉鼻づまりの医学用語です。乳幼児の場合は薬が使えないので、鼻水を吸い取る必要があります。
鼻出血鼻血の医学用語です。特に子供は鼻の内部を左右に仕切る鼻中隔に血管が集まっているので、出血しやすいです。
鼻せつ鼻のおできのことです。鼻腔の毛根や脂腺が最近に感染してしまい、化膿した状態を言います。
副鼻腔炎鼻の穴から喉までを「鼻腔」と呼びますが、副鼻腔とはその途中に位置する4つの小さい空間のことで、ここが炎症をしています。
蓄膿症副鼻腔炎が慢性化した状態です。普通は左右両方の鼻に症状が出ます。
鼻たけ鼻の粘膜の一部が腫れてしまい、ポリープ状になる現象です。鼻づまりや嗅覚の低下、鼻が膨らんで見えることもあります。
術後性上顎嚢胞蓄膿症の手術を受けた人で、数年以上も経過してからできたのう胞です。のう胞ですので良性であり、中には粘液が詰まっています。
鼻前庭部湿疹鼻の入口あたりの皮膚が乾いて、かさぶたが付いたり、ただれて湿ったりする病気です。
鼻中隔湾曲症鼻づまりの原因が不明なときに疑える病気です。鼻の中を左右に仕切っている鼻中隔がどちらかに曲がってしまい、鼻が詰まってしまう状態です。
鼻骨骨折激しい衝突などで外鼻が変形して、鼻が詰まりやすくなります。早く元に戻さないと慢性化してしまいます。

また、鼻水で病名を判断できます。水のように薄くて透明な鼻水は風邪の初期やアレルギー性鼻炎の症状です。粘性のある黄色い鼻水は、風邪の後期や副鼻腔炎でよく見られます。いずれの症状でも気になるときは、耳鼻咽喉科で診てもらいましょう。

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公開日公開日 2013.02.11
更新日更新日 2017.09.23

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メディチェ編集部
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