【漫画】インフルエンザの症状は?急な高熱・悪寒・筋肉痛など

中野貴利人
株式会社ネットピコ 代表取締役
株式会社ネットピコ 代表取締役
「風邪よりつらい症状」




「肺炎や脳症を診断」




「薬は48時間以内」




「予防接種の効果は?」




予防接種しても発症する理由
インフルエンザはA型、B型、C型に分類できるウイルスです。A型とB型は毎年わずかに抗原が変化して、1~3年おきに季節性インフルエンザとして流行します。C型は発症しても軽症で、ほぼ流行しません。
ただ、A型は10~40年おきに遺伝子が再集合して、抗原が異なる別のウイルスを誕生させることがあります。これに対しては大多数の人が有効な抗体を保有しないため、新型インフルエンザとして大流行するわけです。
このようにインフルエンザウイルスは毎年その形を変化させているため、予防接種で使用するインフルエンザワクチンの型が、その年に流行するインフルエンザウイルスの型と一致しない可能性があり、予防接種を受けてもインフルエンザを発症する人が一定の割合で出てきてしまいます。
しかし、予防接種はインフルエンザの発症率を抑え、仮に発症しても重症化や集団感染のリスクを軽減する最も有効な方法です。これは厚生労働省や国立感染症研究所の公式見解であり、WHOも予防接種を推奨しています。
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